日曜日の憂鬱 - dalichoko

Netflix映画の脅威と恐怖を感じさせる。 過去の映画会社がとても資本を捻出しないような芸術系の作品に投資するセンス。アメリカ以外の国にも惜しげなく投資を繰り返し世界に波及するNetflix。 スペイン映画のこの『日曜日の憂鬱』は、ことによると市場には出回らない映画だと思う。しかしこのクオリティは近年なかなか見られない。 『ホモ・サピエンスの涙』でも述べたが、音で毒された昨今の映画を否定するかのような静けさ。オープニングシーンのゆったりとした静けさ。大きな冬枯れの樹が二本並び、そこに薄っすらとテロップが見えては消える。このセンス。2つの大樹はなにかのの厳しい対立を想像させる。そうだアンドレイ…

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