逆境の資本主義 日本経済新聞社 - dalichoko

日経のサイトでも読むことができる。『逆境の資本主義』。連載中から気にしていたが、本になって6月に出版された。 まえがきに1991年、ソ連崩壊から資本主義は社会主義にあたかも勝利した、という定説に流されていびつな形に変化してきたという。もともと資本主義はイデオロギーではなく制度設計だ。資本主義か社会主義(あるいは共産主義)かという択一ではない。この本はコロナでダメージを受けた経済と人々を見渡し、著名人による現状分析と未来への提言によって綴られている名著だ。今こそ読むべき本だ。 1、さびつく成長の公式 「グーグルの近くで暮らすホームレス」から始まるこの冒頭の章は、いま原油高、物価高に直面する我々日…

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