#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

65kg Навальный(ナワリヌイ)

ついに最も恐ろしいことがおきた。ナワリヌイを殺したロシアの独裁者とこの国でかつて首相だった妖怪の孫は同じ夢を見る友だちだったことを忘れてはいないだろう?彼らは同じ人物なのだ。そして今も同じ夢を見る政党が支配しているのだ。 Алексей Навальный умер в колонии - Рамблер/новости アレクセイ・ナワリヌイ氏が獄中で死去 ・ナワリヌイ ダニエル・ロアー☆ -…

カラー・パープル ブリッツ・バザウーレ監督

「カラー・パープル」 The Color Purple | Official Trailer 偉大なフェミニスト、アリス・ウォーカーの原作をスピルバーグが1985年に映画化した作品のリメイク。舞台ミュージカルで上演されて大ヒットしたものを映画化したようだ。素晴らしかった。 実はスピルバーグ版をVHSで買ってずっと見ていなかった。スピルバーグ作品で見ていない唯一の作品なのだが、それが逆に良かったか…

#松屋 #新世界(#通天閣)

去年の年の瀬の記事を今頃だらだら書いている。3ヶ月も先延ばしにすることに意味があるのかさすがに疑問に思えてきた。もしいま自分が死んだら・・・ いつもしょうもないことばかりだ。 さて、この日は朝から高野山に向かい、鶴橋から新世界に移動。 向こうに見えるのはきっと「あべのハルカス」だろう。股間が縮み上がるような興奮だった。 駅からとぼとぼ歩いて通天閣を目指す。 あべのハルカスから通天閣を見ると、いか…

66kg ブライアン・メイ インタビュー

前日の興奮も冷めやらぬ昨日、朝5時起床。 昨日公開したジェニー・オデルの「何もしない」という本と3年前の記事のタイトルがパラレル。経済政策をいちど誤ると「何もできない」ことになる。森田長太郎氏の著書を読んでみようかとも思う。 ともだちが今日、ニュージーランドのテカポ湖に向かう。 昼は初めて入るお店で鍋料理。1,000円のランチ。 夜は家で色々。 エビチリにじゃがいも。 ブライアン・メイのインタビ…

#何もしない 「無用の木」

子供の頃、暗い映画館に入ると(当時はいまのように指定席がなかった)暗くて席が見えなかった。しばらくすると暗闇に慣れてきて暗くても席を探すことができるようになる。ウェンデル・ベリーが「ランタンを捨ててしまえば、闇がよく見えるようになる。」とはこのことだ。著者は身の回りにある進化の代償が人をして全て見えなくしてしまっていると説く。 自身のアーチストである著者は最後にパウル・クレーの「新しい天使」につ…

#何もしない 「大衆の複雑性」

第五章 ストレンジャーの生態学 本書は著者がかつて読んだ膨大な量の著書から、このテーマの趣旨に則った言葉を羅列している。読み応えはあるが、あまりの量にパンクするほどだ。それこそ「注意」をそらすと内容に追いつけない。しかも場面転換も早い。 この章は、見ず知らずの人(ストレンジャー)を人助けしたことで周りの風景が違って見えるという話から始まる。レベッカ・ソルニット「災害ユートピア」は、見知らぬ人(ス…

#何もしない 「#4分33秒」

第三章 拒絶の構造 社会と距離を置くことの具体例を並べる。そのひとつの方法が「拒絶」だ。ディオゲネス (犬儒学派) はアレクサンダー大王を拒絶しつづけながら存在した。 世間で「まとも」と言われる人間ほど、強欲、腐敗、無知 「反転の美学」 自分の判断を外に置いて他者に委ねる無感覚状態は、「まとも」と思しき人物たち(見た目とか)に惹かれて全てを失ってゆく可能性がある。 ヘンリー・デイヴィッド・ソロー…

#何もしない #ジェニー・オデル著 「#注意経済」

本屋に並んでいて、タイトルに吸い寄せられるように購入してしまった。アンディッシュ・ハンセンの「スマホ脳」にも繋がってゆく。ちょっと読みにくい本かもしれない。著者のジェニー・オデルはアーチストでデザイナー。この本は5年前2019年に出版された。 How to Do Nothing: Resisting the Attention Economy (English Edition) Melville…

大盛屋 #鶴橋

なんばからJRに乗って、前日に続いて鶴橋に向かう。年の瀬ということもあって、人が多い。向こうに見えるのは歌舞伎座かと思ったら、なんとホテルだった。もともと歌舞伎座があった建物の名残りだろうか。すごい建物だ。 鶴橋の駅に降り立つ。コリアタウンまで行く力は残されておらず。 鶴橋本通りはこの人ごみだ。 前日のカルビ系も悪くないが、せっかくなのでこの日は韓国料理をいただくことにした。どの店も予約でいっぱ…

65kg 午後休んで日本橋から後楽園

朝5時起床。異常とも思える陽気。 昼は作り置きの野菜スープ。 午後は会社を休んで日本橋で「夜明けのすべて」を鑑賞。「ケイコ目を澄ませて」の三宅唱監督。16ミリフィルムのあらっぽさを使った見事な作品。 夜は後楽園の東京ドームに移動して「クイーン」のライブ。 友人のYくんと、彼の先輩女性と合流して参加。あまりの感動に腰が抜けた。すごいライブだった。東京ドームのグランドレベルに降り立ったのも初めてのこ…

哀れなるものたち ヨルゴス・ランティモス監督 「歴史」

「哀れなるもの」 偉大なテオ・アンゲロプロスを輩出したギリシャ人の映画監督ヨルゴス・ランティモスが放つ問題作はコメディで、今回は主演のエマ・ストーンがプロデューサーに名を連ねるほどの意気込みが重なる超大作となっている。エマ・ストーンはすごい。 POOR THINGS | Official Trailer | Searchlight Pictures 驚くことに、日曜日の午後の劇場は満席札止めだっ…

炭火焼肉 #鶴橋七輪

姫路から園田を経由して堺筋本町駅に近いホテルにチェックインして、鶴橋に向かう。 去年の年の瀬の話しね。 (競馬ではないが)予想通りの大混雑。どこに行っても入る店がない。どこも予約で満席らしい。 仕方なく、駅の近くにある焼肉店「七輪」に入る。 ここも予約席で埋まっていたが、大きなテーブル席に座らせてくれた。ほかにも二人連れのお客さんだけでなく、ひとりで焼肉を楽しんでいる方もいる。 大阪には兼ねてか…

#善と悪の経済学③ #パンドラ の蓋 「税金と裏金」

第2部 無礼な思想 第8章 強欲の必要性 欲望の歴史 ここはこの著書の中でも最も興味深い内容だ。「欲望の歴史」。 例えば「パンドラの箱(ふた)」とは、パンドラという女性が労働の呪いをかけられて、それまで楽しかった労働が苦しいものになったので、あわてて蓋を閉めたというものらしい。(知らなかった)だから箱(ふた)を開けると災につながるというこになる。それは欲望(消費)のために働くことを覚えたため、そ…

#善と悪の経済学② #キリスト教 「真逆」

第4章 キリスト教 汝を愛するように隣人を愛せよ 旧約聖書から新約聖書への話題は変わる。 アダムとイブ消費する必要のないもの(禁断の果実)を消費した贖罪の経済的意味 「ヨハネの黙示録」から、様々な現代経済学につながり意味を取り出そうとする。ここでは貨幣について詳しく書かれている。 お金は通俗的であり、貨幣は最も価値の高いものを、最も低い水準まで貶める 人を誤らせるのは”金銭”ではなく”金銭欲”す…

#善と悪の経済学① #トーマス・セドラチェク 著 聖書、古代ギリシャ

かつて読んだ「未来を語る人」という本で紹介された著書を読んでみる。 未来を語る人 (インターナショナル新書) 集英社インターナショナル 本 大野和基氏がまとめたこの本の中で、セドラチェク氏の主張はチェコという共産圏で育った本人の経験を踏まえつつ、経済学から数式を切り離し、壮大な過去の聖書などの物語から資本主義を見直そうというこころみをしている。 序章でギルガメシュ叙事詩について言及し、ケインズの…

#姫路中央卸売市場(#坊勢鯖) 「本屋か」

昨年末、姫路城と姫路競馬場を散歩して次の目的地園田に向かう途中、「白浜の宮」という駅で降りて「松原八幡宮」を横目に市場に向かう。実はこの旅行の目当ての中に、大阪の卸売市場にある「ゑんどう寿司」で食事する予定があったのだが、年の瀬でやっていなと聞いて、ほかに新鮮な食事を味わえるところはないか模索していたのだ。 ここ姫路からは海も近いので、もしやと思い検索したら、この卸売市場が見つかった。 聞くとこ…

65kg 「いいね違法」 コステロのゲリラ

こりゃヘタに「いいね」できないね。ある種の反面教師だ。ありがとう!でもキックバックで稼いでいるから賠償金の支払いは楽勝だろうと思うのは自分だけではないだろう。 伊藤詩織さん中傷投稿に繰り返し「いいね」、55万円賠償命令確定…杉田水脈衆院議員の上告棄却 : 読売新聞 シックス・ネイションズは第2節が終わって順当な結果だったようだ。最下位脱出を目指すイタリアだが、首位アイルランドに零封された。冒頭の…

瞳をとじて ビクトル・エリセ監督 「薬漬け」

「瞳をとじて」 ビクトル・エリセ監督31年ぶりの長編作品に熱心な映画ファンが集っていた。5歳の少女を主人公にした「ミツバチのささやき」がスペインで公開されたのはフランコ長期独裁政権末期の1973年で、日本公開は12年後の1983年。映画がときの政治に翻弄されることを考えると、命がけで作られた映画だったことが想像できる。日本で果たして”いま”この勇気で称えられる映画を撮れる監督は存在するだろうか。…

#カモのネギには毒がある6 「日本再興の鍵」

カモのネギには毒がある5 「リスクのない高収益ビジネス」 - #ダリチョコ の映画とグルメ なんだかんだと6巻まで読み込んできた。 前回は「ネズミ講」や「バッタ屋」の巧妙な方法を経済学的に掘り下げた。そしてアルゼンチンを20年後に日本と仮定して終わったはずだ。 今回はそのアルゼンチンから帰ってきた丹藤英樹という人物を中心に据え、日本がアルゼンチンのようにならないために「地方創生」を掲げてチャレン…