[社説]アルゼンチンの混乱が心配だ - 日本経済新聞

南米アルゼンチンの大統領選で急進右派のミレイ下院議員が勝利した。12月10日に就任する。 少数野党で議員歴2年と経験は乏しいが、大胆な改革を訴えて既存政治に不満な民意の支持を得た。ただ経済のドル化や中央銀行の廃止といった過激な公約も目につく。すでに苦境にある経済が一段の混乱に陥らないか心配だ。主要3候補の接戦となった大統領選は、10月の1回目投票で主要野党が担ぐ中道右派のブルリッチ元治安相が

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK240W60U3A121C2000000/