色川 浅草☆
浅草の老舗「色川」を目指す。
暑い日。並んでいるけどそれほどでもない。このお店はランチしかやらないので、昼を目指して来るしかない。
暖簾もまた味わいがある。文久元年。1861年。私が生まれた101年前。南北戦争が始まって、リンカーンが合衆国大統領に就任した年。
店内には、浅草の歴史を物語るものがいっぱいある。凌雲閣は日本最古のタワー。そして五重塔も、現在とは違う場所にある。五重塔は火災にあって場所が移動したのだそうだ。
うなぎには必ずつきだしが出る。相撲の突き出しと同じ。
そしてきました!
どどーん!1.5人分。
いいね~
色合いといい味わいといい香りといい、申し分ござらん。こちらはダーリン様のフツウ盛り。
店内は若いカップルの方が多い。ということは、またどこかで聞きつけたにわかファンが集っているのであろう。それでも繁盛するのはいいことだ。
とてつもないボリュームのうな重は、食べても食べても減らない。上げ底のうな重だが、これだけ盛り付けられると蓋もまともに閉まらない。
肝焼きのこの苦みも炭焼きでないと味わえない。
お店は女性二人で手際よく切り盛りしている。すごく合理的。奥でうなぎを焼くのが姑さんか。店を切り盛りする嫁さんは、すべてを見渡してぬかりない。さすがだ。
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