異動辞令は音楽隊! 内田英治
内田英治監督の『異動辞令は音楽隊!』が公開されている。
公開週の日曜日に鑑賞。期待した以上に見応えのある映画だった。
先ごろの記事にも書いたが、この映画が単なる警察もののコメディか?というととんでもない。お笑いの要素はあるかもしれないが、最初のシーンから緊張感のある映画である。
内田監督のオリジナル脚本のようだが、作ることになるきっかけがこの動画らしい。
このフラッシュモブは、表現の不自由展について長い記事を書いたときに知った。なるほどこれがきっかけだとすると話しはつながる。しかしそれはきっかけでしかなく、映画はほかにもさまざまなことを伝えようとする。
時代錯誤。警察にもパワハラが問題となる。
認知症。
レイシズム。女性蔑視。
こうした問題を扱いながら、左遷された情けない元刑事という存在の背景に、詐欺事件が進行するという作りになっているところが面白い。
何度も言うが、この映画はオープニングが秀逸だ。オープニングシーンを見れば、この映画の凄さがわかる。映画製作サイドがつけたタイトルに惑わされるが、映画の中身はとても深く思う。かといって暗い映画かというとそうでもない。非常にさまざまな配慮がなされた映画だと思う。
楽器未経験のみなさんが集結して生まれた映画ということもあって、ドラマの進行に合わせて一体感が生まれてゆく過程が実に見応えありだ。
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