さらに直島 I LOVE 湯♥など
直島は豊島に比べ島のサイズも小さく、自転車があればどこにでも行けるし、バスも頻繁に出ている。我々はバスに乗って移動することにする。とにかく有名な作品が乱立するのだが、港を降りて5分も歩けば有名な作品が目白押しだ。例えばこれ。
時間が早くて入浴はできないが、要するに風変わりでエロチックな銭湯。どうやら中には像のオブジェがあるらしい。銭湯に像のオブジェとはまたすごい。大竹伸朗氏の破壊的なアイデアが素晴らしいと思う。
さらに歩くと、まだ建築中の作品もある。
豊島美術館の母型を生み出した内藤礼さんの作品もリニューアル中らしい。
工事現場の作業者のシルエットもまた美しい。彼らの精密な仕事がファンをここに留める。
要するにただの民家だが、ただの民家をデフォルメする。この空間を生かした作品作りの醍醐味。
これもまた外観からはよくわからない。しかし近づくとこれらの模様はライターだとわかる。
まだ開館前だったので外からしか見ることができなかったのだが、それでもこれだけさまざまな種類の100円ライターを丁寧に並べられると、外観だけでも十分楽しめてしまう。
そしていよいよあの作品へと向かう。
同じ船で同じ時間を過ごすほかの若いカップルなどがいる。彼らはいったいどんな会話をしているのだろうか。
ここ直島町もまたかつて製錬所などを受け入れて産業を活性化し、人口も急激に増加させた時期があったようだ。しかし豊島と同じように公害問題が発生して、財閥系企業の撤退により廃れてゆく。
これらの島々の栄枯盛衰は、個々に事情は異なるものの、大きくは日本の反映と衰退にピタリとシンクロする。産業を享受し、大きく反映するものの、公害や廃棄物などの環境破壊でダメージを受け急激に衰退する。水俣の問題などにも共通するが、環境破壊が人体に影響することに気づいたときはもう遅い。しかし直島はアートという形式とリゾートというツールによってインバウンドを獲得する。ひとえにベネッセの発想転換が生み出したものと言える。先の工事現場もそうだが、観光客がここに訪れることで、地元経済が活性化し、雇用も生む。こうした逆循環のような創生社会が地方に存在することに驚きを感じる。
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