人質 韓国トップスター誘拐事件 ピル・カムソン
なんとこれが初監督作品だそうだ。すごいことだ。日本では絶対あり得ない。
ファン・ジョンミンが自分自身を演じる。彼自身が誘拐された、という事件。
「アホな」と思うと、実はこれ中国で本当にあった話しで、中国でも「誘拐捜査」というアンディ・ラウ主演で映画化されている。このポスターにもあるとおり、ファン・ジョンミンは持ち前のアクションを控え、前半はほとんど縛られた状態で演技する。この演技がこの映画のポイントでもある。
映画レビューを投稿しました。
「人質 韓国トップスター誘拐事件」 - 背筋が凍るシーン ,KINENOTE https://t.co/ysCIxmOxoz #KINENOTE #キネマ旬報 #映画— dalichoko (@chokobo88428241)
この類の映画を面白くするのは、悪役をいかに魅力的にするかだ。ファン・ジョンミンの映画でいうと、「イカゲーム」でもおなじみのイ・ジョンジェがガチでぶつかる『ただ悪より救いたまえ』や、ニコラス・ツェーがとてつもなくかっこいい『レイジング・ファイア』など、悪役が悪いことをしているのに、その存在に吸い込まれてゆくような魅力。この映画ではキム・ジェボム演じる誘拐団のボスがそれだ。
この悪役たちの個性。特に悪党の中でも優柔不断な人物。美男美女で構成される韓流映画の中でも、こういう個性的な人物はとても印象に残る。
そして同じ場所に監禁される少女など、キャラクターの妙味を感じさせるシーンが目白押しだ。
これまでも多くの人質映画はつくられてきたが、その中でも異質の映画としてたのしませてくれる。実に面白かった。
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