女木島 瀬戸内カーニバル
島を巡って、島と島を比較するのも失礼かと思うが、瀬戸内海の島々がこのように活性化する中で、その中心が直島だとすると、女木島はその対岸にあるように感じる。物理的な対岸ではなく、存在としての対岸。つまり、洗練された(いわゆるかっちょいい)島という存在感と、女木島のようにどこか置いてきぼりになったようでありながら、存在感を光らせる島、というのも悪くないと思った。素晴らしい島。人も施設も空気もなにもかも素晴らしい。あとは食事が堪能できればなおいいのだが、時間に限りがある。
この作品もまたドキっとする作品。不在の存在。まずはこの写真をご覧いただきたい。
右側の向こう側と手前にいる白い服の女性は同一人物だ。しかし左側の女性はひとり。まさに不在が存在しているのだ。
これは実際に現場で体験していただくほかない。答えはここで示すことはできない。この仕掛をボランティアの学生さんが丁寧に説明してくれた。説明がないと「不在の存在」の意味すらわからない。このトリックもまた「アートなんかいらない!」という映画に連綿と続いてゆくような気がする。
この白砂もただの白砂ではない。これもまた
そしていよいよ女木島の最後。あきびんごの瀬戸内カーニバル。
ここの施設もまた、女性の係の方が作品などについて丁寧に説明してくださる。
この島が鬼に守られていることがよく分かる。桃太郎伝説で鬼退治の舞台とされたこの女木島を、鬼というヒールなイメージを逆手にとって、素晴らしい町と人を築き上げたようだ。もちろんここには島の外から来られた方も多いだろう。しかしそれでも、地元の空気を飲み込み女木島に溶け込むことの意義を感じ取れる。それほど素晴らしい島。
島といっても、地続きでないというだけで、同じ国の同じ人達がコミュニティを作り出している。
次は男木島だ。この施設の女性に「体力勝負ですよ!」と忠告される。その名のとおり、男木島は女木島と違って、自分の足で斜面を歩くことを要求される島である。
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