友沢こたお個展 渋谷PARCO
GINZA SIXで見た衝撃、大西芽布さんの作品に触れ、彼女の芸大の先輩友沢こたおさんのことを知る。
その友沢こたおさんの個展が渋谷PARCOで開催されていると聞いて、雨のそぼ降る日の映画鑑賞後に足を向ける。
友沢こたおさんは、もうかなり動画配信などメディアで取り上げられているので敢えて細かいことは書かないが、まぁとにかく彼女の視点の見事さに驚かされる。
被写体に取り巻く不思議な粘性。このヌメっとした媒体(なにか)が被写体の存在をかき消してゆく。そこにはとてつもなく、想像もつかないドラマがある。
遠目ではわかりにくいが、これ全て油絵である。写真ではない。写真のように精密に描かれた被写体と、実物以上にぬめりを感じさせる”なにか?”は、動的であり静的であり、見方によっては性的なエロチシズムを感じさせる。
恐ろしいのは、赤ん坊に取り巻く”なにか?”このコンセプトは、現代性を感じさせる。子供の息苦しさ、生きづらさ。そういう時代性や社会性を感じさせる。
普通に呼吸するヒトの生態を阻害するかのような粘性のある”なにか?”は、いったい何を意味するのだろうか。
10月3日まで開催。お早めにどうぞ。
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