錦秋の会 春風亭柳之助(神田松鯉) お江戸日本橋亭
今回も柳之助師匠の会は満席だった。
前座さん桂しゅう治さんの「狸の札」の後は、二つ目の桂小右治さんが「ぞろぞろ」で笑わせる。
そして主人公の春風亭柳之助「桃太郎」
先ごろ瀬戸内海をさまよったときに寄った女木島が思い出される。
果たして柳之助師匠がこの日示した鬼ヶ島の鬼は何を意味するのだろうか。そして、親より優れた子供の存在は何を意味するのか?深読みしたくなる演目。
そして・・・、この日最大の事件は、人間国宝神田松鯉先生のご登壇だ。小右治さんのTwitterからお写真をお借りしました。
神田松鯉「名医と名優」に圧倒される。その迫力。中村歌右衛門の存在感が光る。かつて歌舞伎役者だった神田松鯉先生のその声と声色とが、歌舞伎の舞台を想像させる。
なんと先ごろ9月に、講談師として97年ぶりに歌舞伎座にご登壇された人間国宝神田松鯉先生が、この小さな小さなお江戸日本橋亭で「男の花道」と着飾る演目を披露するとは驚きだ。柳之助師匠のお人柄と人脈、そして神田松鯉先生の義理堅さなどが想像されて胸が熱くなる。柳之助師匠が会社員時代にご一緒していたわたくしの友人が、この肝心なところで酩酊していたのは残念だったが、兎にも角にも自分にとって忘れがたい瞬間であった。
春風亭柏枝「まちがい」、ぴろきさんのウクレレ漫談のあと、再び春風亭柳之助師匠。
かつて末廣亭で聴いた「芝浜」の別バージョンをご披露いただいた。
二度目の柳之助師匠の登場、衣装が少し地味めのいでたちとなり、人情ものであることを知らせる。案の定「芝浜」だった。
ちなみに、以前「芝浜」をご披露いただいた末廣亭は昨年の11月。もうあれから1年も過ぎたとは。
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