dalichokoのブログ

しょーもない

スペンサー ダイアナの決意  パブロ・ラライン

スペンサー ダイアナの決意』を劇場鑑賞。



いろいろな意図はあるが、先日鑑賞したドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』を見てからこの映画を見るべきだと思う。現実とドラマとの違いが明らかになる。冒頭のテロップでこの映画が「寓話」であることが示される。英国王室全体が狂気に満ちたドラマのようなものだが、その内面について別の角度から描いている。欲を言うと『クイーン』や『ダイアナ』を見ておくとなおいいだろう。すべてがこの映画につながってゆく。そのあたりのことは町山さんと藤谷さんの動画で解説している。


しかしながら、この映画は皇室を描きながら皇室の問題だけを注視した映画ではない。むしろ皇室を社会全体に置き換えたとき、ダイアナと同じ境遇にある人たちへの一定のメッセージが深く刻まれているように感じる。そしてなによりホラー仕立てのサスペンス映画になっている点がこれまでの映画とかなり違う。この辺は「そえまつ映画館」でうまく解説されている。

どんどん追い詰められたダイアナを最後に救うのは何か?というラストの衝撃もまた寓話にするには忍びないほど感動的だ。このラストがなければこの映画は救いのない映画で終わってしまう。しかし、ダイアナを唯一救う何かが最後に用意されている。

さらに、ダイアナの悲劇をヘンリー8世に翻弄されたアン・ブーリンに例える場合があるようだが、この映画はそのアン・ブーリンに触れていて、ダイアナがアン・ブーリンと対話するシーンなどで極めて意味深いやりとりがある。ダイアナにアン・ブーリンの伝記を与えた人物は誰なのか?という謎解きにもなっていて面白い。ここはあまり誇張されていないのだが、そのことを示すシーンもラストに気品高く表現されている。

ダイアナの衣装も素晴らしいのだが、彼女が存在する意義もまたこの映画のテーマだ。人がなぜこの社会に存在するのか。ダイアナが王室の別荘地に隣接する自身の実家に入ろうとして入れない。そしてそこにあるカカシの存在がダイアナを代弁している。こうした数々のツールを使った表現がこの映画の特徴で、謎解きやサスペンスやホラーの要素を織り込みながら、ダイアナという代弁者を使って社会の溝を埋めようとする作りての意思を感じさせる作品だった。

キネノートのレビューはこちら。ちょっと長いけどね。

(=^・^=)



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