ジェラルディーナ エリザベス女王杯 2022
去年はアカイイトという馬がこのレースを勝利した。
アカイイト、いい名前だ。何かに縁を感じさせるいかにも女性的な印象の名前。そういう目線で過去のこのレースを勝った名馬の美しい名前を追いかけると、燦然と輝くのは2000年にこのレースを勝ったファレノプシスだろうか。ファレノプシスは3歳時、桜花賞と秋華賞の2冠を制するが、4歳時はいまひとつ勝ちきれず、5歳になって鞍上に松永幹夫騎手(現調教師)を背にこの年のエリザベス女王杯を勝ち切った。4角まで好位置につけ、ゴール直前で1番人気のフサイチエアデールを差し切る見事なレース。このレースでファレノプシスは引退するが、有終の美を飾ったファレノプシスの意味は胡蝶蘭。胡蝶蘭の花を引退レースで咲かせるとはなんとドラマチックなことだろう。しかし残念ながら2016年にくも膜下出血で亡くなっている。
このレースは、先に崩御されたエリザベス2世が1975年に来日されたことを記念して、翌年の1976年から始まったレース。今年の勝者は4番人気ジェラルディーナだった。
ジェラルディーナは言うまでもなく、年度代表馬を2度獲得したジェンティルドンナの娘で、父も年度代表馬だったモーリスという超良血。
最後の直線で見事に抜け出し、圧勝した。鞍上はクリスチャン・デムーロ。テン乗りで良血の馬を勝利に導いた。さすが凱旋門賞ジョッキーと言うべきであろう。
国際競争というのはあまりにも寂しいメンバーで、外国からの参戦はアイルランドのマジカルラグーン1頭だったが、ジョッキーがクリスチャンの兄ミルコも含め大勢のスターが集まってくれて面目躍如のレースとなった。
デフレ日本も競馬の在り方がどんどん変化してゆくだけに、この秋の国際競争のラインナップもいまひとつ盛り上がりに欠ける気もするが、国際的なホースマンが少しでも日本の競馬に花を添えてくれるのはありがたいことだ。
レースもとてもいいレースだったと思う。そして母のジェンティルドンナにとっても明るい話題となった。
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