スコットランドがサモアを零封
スコットランドはアイルランド戦で敗れたが、その後遺症は全くなく、あらゆる面で計画的に堅実に試合を進めた。
対するサモアは、序盤でスコットランドに得点を許し、全くいいところなく敗れた。
アイランダーらしい陽気で明るくのんきな体質がそのまま戦略にも表れる。彼らに”頑張る”とか”根性”という文字は似合わない。生まれたっての頑丈な体格と陽気さで勢いをつめる。個人の能力は高く多くの選手は南半球の強豪チームで活躍している。しかし代表としてのチームワークなどはない。代表としての練習もそれほどやってないのではないか?
しかしだからといって日本が楽勝する相手ではない。基本的にサモアは日本などよりはるかに歴史ある国であり、身体能力も高い。彼らがまともに突進してきたら、日本のスクラムだって破壊される。「日本はサモアに負けるかもしれない。」という危機意識の上で戦うべきだ。
そしてスコットランドとはその次だ。このチームは明らかにレイドローのチームである。彼のコントロールの下で全ては進む。そして組織だった戦略に狂いはない。この日の試合もあの強豪サモアを0点に抑えるわけだから、その強さはかなり高いものである。日本はアイルランド戦のような奇跡を期待するべきではなく、いつものように自信を秘めて堅実な試合をすべきであろう。