#ダリチョコ の映画とグルメ

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2022年鑑賞映画ベストテン

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去年鑑賞した映画300本は生涯最高の本数であったが、今年は200本にも及ばず。
まぁでもマイペースで鑑賞できる程度がいい。映画評論家みたいにこれが仕事となると苦痛になるだろう。200本前後がちょうどよい。
ちなみに一昨年も300本。その前が300本に少し欠けるぐらい。


さて、今年を振り返ってどの映画が印象的だったか考えると、やはり圧倒的にこれ。

ダントツにこれ。過去数年を見渡しても、この映画を超える映画はない。あまり大きく取り上げられていないうえに、ロードムービーのような宣伝に消されて誤解が生じていると思うのだが、これはアングロサクソン系の侵略者が原住民に助けられる、という背景があると思う。「ダンス・ウィズ・ウルブズ」やテレンス・マリックの「ニュー・ワールド」などにも遡及するとてつもなく大きな問題を取り扱っているのだ。地味な映画だが、いつか再び日の目を見ることを期待する。素晴らしい映画だった。


あとは順不同だが、


コーダ あいのうた
アンネ・フランクと旅する日記
教育と愛国
犬王
スープとイデオロギー
エルヴィス
◆アートなんかいらない(part1part2
RRR
THE FIRST SLAM DUNK


以上10本。邦洋問わず、ドキュメンタリーも含めてこういうチョイスをした。
選には漏れたが、あまり評判がよくなかった「バブル」という映画も良かった。小畑健さんのキャラクターデザインが自分にはまったのかもしれない。バブル(泡)の描き方など、とても美しい映画だった。


個人的には上記のほか、ふたつのイベントが今年を象徴する。ひとつはタル・ベーラの「サタン・タンゴ」をイメージ・フォーラムで鑑賞できたこと。こんな体験はなかなかできない。「セデック・バレ」(ユーロスペース)や「ファニーとアレクサンデル」(今はなき岩波ホール)をはるかに上回る7時間以上。朝から晩まで映画館に拘束される喜びを久しぶりに味わったこと。もうひとつは「フォーエバー・チャップリン」シリーズで、大勢のお客さんと何度もチャップリンを堪能できたこと。このふたつは生涯の思い出となった。本当にありがたいことだ。


あと忘れてはならないのが、ドラマ部門で「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」がとてつもなく素晴らしかったこと。アスペルガーの弁護士が難問にぶつかりながら成長してゆくドラマ。主役を演じたパク・ウンビンも天才肌なのがすごい。彼女を主役に据えるためにスタッフが1年待ったというエピソードもまたすごい。



新しくていい映画がどんどん作られ、国境を越えて素晴らしい作品に巡り合えるだけでなく、いつか見た懐かしい映画を素晴らしい条件(環境)で堪能できるのはとてもありがたいことだ。これらのプロジェクトには一定以上の資金がいる。映画会社の使命として、新作だけでなく名作を維持して広めることは極めて価値のあることだと思う。心から感謝したい。


反面、日本映画の衰退が著しい。これもまたスポンサーである映画会社と出資者のレベルがどんどん落ちている。このことは国力の低下とも言える。もはや日本という国は軍事力には金を注ぐが、映画関係者やアニメーターは貧しいままでいろ、という国家だ。映画会社方式がとられていた戦前戦後の高いクオリティの映画はもう日本では作れない。悲しいことだ。見るべき映画が日本映画には存在せず、低資本で作られたドキュメンタリーとアニメだけが日本映画の命綱だ。



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