ドイツ居酒屋WALD(ヴァルト) 御徒町
ヴァルトは「森林」という意味だそうだ。第二外国語ドイツ語だったけど、何も覚えていない。あの頃は原語で「資本論」を読むのが夢だった。所詮自分にそんな能力はない。能力を過信するのは”バカ”だからだ。頭の良い人は自己の能力に謙虚だ。ひらたくいうと「えらそうにしている奴はみんなバカだ。本当に頭のいい人は謙虚で知ったかぶりをしない。
小さいけどいいお店だ。まずはカウンターで一杯。めったに飲まないノンアルビールが極めて美味しい。サ○ト○ーのあのクソまずいノンアルとは比べ物にならない。話題は横道にそれるが、例のあの会社は消費者が制裁するべき愚かな企業だ。ずっと企業イメージが良かったが、例の件でがっかり。内田樹さんの不買運動を強く支持する。傲慢な会社だ。絶対許せない。
韓国映画を鑑賞した帰りに寄ったのだが、カウンターに映画のパンフレット(BAD CITY)があったのでペラペラ見ていたら、カウンターの向こうにいる背の高いイケメンの方が「僕その映画に出てるんですよ。」と声をかけてきた。
許秀哲(ホ・スチョル)さん。
かっこいい。「北風アウトサイダー」という映画にも出演されている。
先日の渡辺哲さんといい、最近芸能人の方とすれ違う機会が増えた。ささやかだが。
お店の話題に戻ろう。いずれも丁寧に盛られた料理が美味しい。ジャーマンポテトも絶品。
スペアリブは柔らかくて食べごたえ十分。自分はこれ目当てでこのお店に入りたかった。
ところがスペアリブだけでなく、ウィンナーの盛り合わせも美味しいし。
なんといってもこの厚切りのハムがとてつもなく柔らかくて美味しい。切れ目を入れてバターを乗せてあるところがいい。すごく美味しい。
外にもテーブルがあって、夏はもっと気持ち良さそうだ。
許秀哲さんと少ない会話を交わして思い出したが、学生の頃バイト先に役者掛け持ちの先輩が何人かいた。とても懐かしい。時々テレビや映画のちょい役で出ていると、撮影のときの話しをお聞きするのが楽しかった。ここに至るまであの頃お世話になった先輩で有名になった方はひとりもいないので、その後どうされているか知る由もないのだが、許秀哲さんを見ていてあの頃を思い出した。それぞれに夢を抱き、夢が破れてゆく。40年の間に彼ら(彼女ら)はどう変化したのだろうか?そして男女の関係になった方もいて懐かしくなる。甘酸っぱくもドロドロした関係がよぎる。
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