シネマ秘宝館81 新宿ロフトプラスワン
先ごろ日曜日、2度めの「新宿ロフトプラスワン」に赴いた。
チケットは1番で予約したのに出足が遅れてしまった。
目的は木内一裕監督の「Call」。
海猫亭に紛れ込んだ女性が、不思議な世界に迷い込むところを一気にワンカットで映す。
オープニングは「シャイニング」エンディングは「アメリカン・ビューティー」を意識したと木内監督。ドローン撮影もあってたった15分の作品だが充実している。すごい映画だ。
昨年夏の「シネマ秘宝館79」以来のロフトプラスワン。友人のYくんは萩原健太さんのライブで若かりし頃何度かここに来たという。サブカルっぽい彼らしいエピソード。
主催する林久子は、「ボッチ・ザ・ロック」のコスプレで登場。林さんとは渡辺哲さんたちとご一緒して以来。
いつも想像を絶するこのイベントだが、今回もまた華やかな内容であった。
谷口崇監督は、前回秘宝館でも笑わせてもらったが今回もまた大笑い。地球環境を意識させる。
齋藤竜一監督の「校内憲兵隊」では、音声が合わずトラブル発生。このシリーズが今回のメイン「国防挺身隊」へとつながるストーリー。
ほかにも、しょーたさんの「そらとぶとけい」は耳に残る。
しょーたさんには才能を感じさせる。
ウィズミッチーさんの「寿司屋の若大将」をはさんで休憩後、木内監督登場。
ペキサイト監督の予告編のあとは小尾信生監督の「鈴木マン」。これも大爆笑。完全なるおバカドラマ。しかし、このドラマは実に現実的で、ある種LGBTを包囲するような話しだ。OLが変身して悪役が男子便所に逃げ込む。そのため鈴木マンは男に変身して敵をやっける。これの繰り返し。笑いの奥に複雑な社会を映し出す。
安原伸監督が1991年に作った「国防挺身隊」。出演した方が衣装を身に着けて当時を振り返る。「校内憲兵隊」もこの作品も本当に素晴らしくて心から感動した。自分はこれらのつくり手と立場は異なるかもしれないが、これらの感動を自覚して、もしかして国を思う気持ちや未来への期待などは右も左も同じなのではないか?と確信に近い感動を覚えた。
「君が代」に涙する左翼
総理大臣を殺したい右翼
これは同一であって、この国政を担い、愚かな国政を誘導するメディアもなにもかもが、この国のことなど何も考えない愚か者で、目先の利益しか考えない不届き者であることをあらためて認識した。
その意味で木内一裕監督の次回作にはとても期待している。
何も見えない、何も聞こえないこの喧騒の中で、我々は何をすべきなのか?
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