#東京カウボーイ マーク・マリオット監督
「東京カウボーイ」
公開週の土曜日、ヒューマントラストシネマ有楽町で鑑賞。マーク・マリオット監督を筆頭にプロデューサーと脚本にも関わった藤谷文子さんがアメリカから来日、音楽のチャド・キャノンさんと井浦新さんとう豪華な顔ぶれで舞台挨拶が行われた。
観客との質疑応答は、質問者もほとんどが英語で質問していて、通訳の方がうまく調整されていて印象的だった。いくつかの質問の中で冒頭の東京シーンはモンタナの撮影の後撮られたというのが印象的だった。井浦さんは「演技を引き算する」という言い方をされていた。かつてNHKの日曜美術館の進行を務めたとき、自ら山に上るなど体を張った姿勢に圧倒されたが、この映画もまた井浦さんの挑戦だったろう。
マーク・マリオット監督は30年前に2年ほど山田洋次監督とともに仕事して学んだ経験をお話されていた。映画でアドリブシーンはあるか?という質問に、「自分はドキュメンタリー出身なのでアドリブを期待したが、アヤコのシナリオが良すぎて、アドリブの余地がなかった。」というようなことを言っていた。
それにしてもなんと美しい映画だろう。モンタナというと「リバー・ランズ・スルー・イット」や「モンタナの風に抱かれて」など、ロバート・レッドフォードがここを舞台とした映画を撮っているほか「ワイルドライフ」、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」など多くの作品でこの土地の美しさが紹介されたが、この神々しいモンタナの美しさは、この映画の軸でありテーマだろう。
これを映画館で見ずして映画の何がわかるというのだろう。
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