高松港から豊島

高松に降り立ったのは約2年ぶり。高知から多度津で乗り換えて約2時間ちょっと。JR四国は現金がないとチケットを買えない場合もあるので注意が必要。


小豆島 その2 からかい上手の高木さん - #ダリチョコ の映画とグルメ



以前の記事にも書いたが、かつて高松駅には「連絡船うどん」という情緒ある店があったが今はない。


高松の肉うどん | dalichoko(ダリチョコ)


その代わり、駅周辺の開発は進み、なんと巨大なドーム型の体育館が建築中だった。



この先にある豊島フェリーに乗って、目的地へ。同行する乗客のほとんどは中国人の方。みなさん気さくで元気な方たち。



豊島美術館 「母型」内藤礼 - #ダリチョコ の映画とグルメ

瀬戸内国際芸術祭 2016 | dalichoko(ダリチョコ)


豊島にはもう何度も訪れているが、今回の最大の目的は、前回見損ねた「豊島横尾館」。



ここから電動自転車を借りて、豊島の坂を上り下りして、ひさしぶりにボルタンスキーの「ささやきの森」へ。なんと8年ぶり。体力から考えてこれが最後だろう。あのときはひとりだった。そして来年はまたひとりに・・・。



へとへとに疲れてランチしようとしたら、曜日が悪くてどこもお休み。仕方なくガレージをカフェにしている店でオーガニックな食事をいただく。



2016年に来たときはバーガーをひとりで食べた。


島民バーガー | dalichoko(ダリチョコ)



半分に割れたおにぎりもハート型のようで美しい。



きわめつけはこのレモン。このまま食べるとその酸っぱさに顔をしかめるほど。食が大きく変化する中で酸っぱいもの甘いもの苦いものなどの識別が曖昧になる中、このレモンはすごーく”すっぱい!”。酸っぱさを感動にして次へ。




オーストラリアのアーチスト、スワン+カサリディスの作品に触れる。この場所は、バス便もなく、徒歩か車か自転車がないと訪れることが不可能。おそらくこれが生涯最初で最後の機会となるだろう。



この作品が見下ろす海に裸足で浸る。その透明感に胸がときめく。



旅行というよりは修行に近い豊島サイクリングをへとへとになって終えて高速艇で高松港へ。今回は残念ながら「豊島美術館」に寄る時間はなかった。



高松に寄るときは必ず立ち寄る「めりけんや」でうどんをいただく。


高松うどんとサングラス - #ダリチョコ の映画とグルメ



高松駅からかなり距離のあるホテルにチェックインする。なんとここはAIホテルで、人がほとんど誰もいない。たまたま居合わせた方に声をかけて、近くにオススメの店を聞く。



ほぼ即答で「ぴかてり屋」という店を教えていただき、大満足。


旅行で高知から来たことを伝えると「高知に比べると高松はあまり美味しい店はないかもしれませんよ。」と謙虚はお返事だったが、そんなことはなく、この店もとても満足できるお料理であった。


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ほんとこの国はおかしくなってるな。



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