ぴかてり屋 高松 「北京の平均寿命」
豊島でヘトヘトになって家浦港から高松港に戻り、ホテルにチェックイン。
ホテルはAIホテルで全てオートマティックになっている。女性の係りの方がたまたまいらしたので、いつものようにこのあたりで食事するのにオススメの店はないかと聞いた。高知から旅行で来たと話したら「高知はいいですよね〜、市場は行かれましたか?」などと細身のボブカットの女性が話してくれて、高知に比べると高松は美味しい店がないと断言する。オススメの店は別の方に教えてもらったが、地元の方のこうした話しは貴重だ。ガイドブックにないことを教えてくれる。
ホテルは高松駅からバスで移動する距離にある。そしてそのホテルの近くには日本一長いと言われるアーケードのある商店街がいくつか交差していて、そのはずれにあることでんの線路近くにある店がこの「ぴかでり屋」
日本一長いアーケードというと、昨年歩いた大阪の天満橋筋が一番だと聞いていたのだが、そこはここであまり深く考えないことにする。とにかくアーケードがあちこちにあるのが高松だ。
「ぴかでり屋」さんは地産地消をモットーとする立派なお店のようだ。店員さんも皆さん元気がいい。
お通しはナスと揚げ物。
「たくあんのきんぴら」という珍しいメニューを頼んでみた。柔らかい。
牛すじのやわらか煮はあつあつで美味しい。
小エビの唐揚げは塊になって出てくる。
そしてなんといっても「骨付鶏」。地元のグルメだ。
骨付鳥を食べた時点で、高松に来た目的はほぼ達成しているのだが、欲をかいてさらにオリーブをエサに育てられたという豚肉をいただく。
牛と鶏と豚が混ざり合う。まさに他人同士の肉コラボである。
サイクリングの疲れかダーリンさんの箸は進まず、ひたすら飲み続けているので、代わりにこちらでバクバク食べまくる。いずれも料理も悪くない。
やはり地元の方に教えていただく店にほぼはずれなしだ。
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北京の平均寿命が82.51歳になったという記事があったので、世界の平均寿命を調べたら、日本がダントツの1位で84.3歳(ちなみに中国は全体で77歳)。2位がスイス、3位が韓国と続くが、アメリカは40位で78.5歳。GDPで3位に躍り出たドイツでさえ26位78.7歳。インドは117位70.8歳。あらゆる世界ランキングを落とす日本で、唯一1位なのが平均寿命というのもどうだろう。長生きすることに輝きを感じない国。政治も文化も何もかも衰退して、お金だけで価値判断するような国で長生きして何がいいのか?ちなみに1955年時点では男性が63.60歳、女性が67.75歳と60歳台だったようだ。自分にあてはめると、そろそろ死んでもいい頃だ。