ポライト・ソサエティ ニダ・マンズール監督
Polite Society | Official Trailer
朝から新宿ピカデリーは大混雑だった。劇場もほぼ満席。予告編でこれから公開予定のインド映画が紹介されて、そちらも楽しみだ。しかしこちらはイギリス映画だ。
主人公の少女はスタントウーマン志望で空手を練習している。ずっといっしょに過ごしてきた画家になるのを諦めた姉が突然金持ちの息子と結婚することになって、妹の主人公がそれを阻止しようとする話し。実は姉の結婚には陰謀があって・・・
というドラマ自体も面白いのだが、何より主人公のリアを演じたプリヤ・カンサラさんが可愛らしくて一途で健気でかっこいいのだ。特に、姉の結婚式で自ら民族衣装で踊りだすシーンは最高だ。イギリス映画だが、ひさしぶりにインド映画を堪能した感覚。
しかもこの映画の中で、突然ある日本語の歌が流れて大笑いする。「え?」という感じ。女性監督のニダ・マンズールさんは、かなり過激で奇想天外な方のようだ。とにかくむちゃくちゃな話しをひとつのドラマにしている。
女性パンクバンドを描くTVシリーズも人気だそうで、マンズール監督の動向から目が離せない。少なくとも「ポライト・ソサエティ」は映画館の大きなスクリーンで楽しむべき映画だと思う。
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Director Nida Manzoor: ‘For teenage girls, everything feels so intense it’s almost violent’ | Film | The Guardian
「十代の少女たちにとって、すべてがとても強烈で、ほとんど暴力的であるように感じられます」
“There’s a Beauty to the Dark Feminine”: Nida Manzoor on Polite Society - Filmmaker Magazine
「ダークな女性らしさには美しさがある」