2024年② 読書、グルメ、旅行・散歩、政治
2024年を振り返りつつ、後半の部。
◆読書
小説はすっかり読まなくなった。去年読んだ大野和基氏の「未来を語る人」の余韻で今年の読書は始まったような気がする。いくら読んでも、読んだ本のことで議論する相手がいないので寂しい。もっともっと教わりたいことはあるのだが、結局読んで終わりだ。
◆グルメ
今年も旅行などでいろいろ食べ歩きしたものだが、東京に戻って4年も過ぎると、だいたいいつも同じ店に通うハメになる。だから、旅行で食べた食事の記憶は重要だ。中でも赤坂見附の「古家庵」と、軽井沢の「クレソン・リバーサイド・ストーリー」はとてもインパクトが強い。軽井沢で緑に囲まれながら食べる食事は最高の思い出となった。
◆旅行・散歩
去年の暮れに行った高野山の「壇上伽藍」と、高知から香川経由で小豆島の「二十四の瞳映画村」に寄ることができたのはとてもいい思い出になった。映画好きにはたまらない小豆島だった。素晴らしかった。
◆政治
政治の話題を取り上げるのは不本意なのだが、「世界の集会」という記事にもチラっと書いたとおり、冷静に世界を見渡して西側諸国の混乱の現況は、行き過ぎた資本主義によるものだと思う。西と東という対立は、冷戦構造の時代、ベルリンに壁があってふたつの国に分かれていた頃のことを言うのだが、いま明らかに当時の東側諸国の独裁政治が安定期に入っている。かつて共産圏と言われた国々の安定が、いつ転落するかはともかく、我々西側に所属する者どもは、間違いなく資本の行き場を失い自ら首を締めていると思わせる。
◆67kg 「差別的職務質問」、銀座で映画、築地でランチ -
◆67kg World's longest-serving death row inmate(袴田事件) -
◆66.5kg ”Dramatic defeat"(劇的な敗北) -
こうしてまとめると、年々この国は生きづらくなっていることを感じる。
与野党の対立は見せかけだけで、イデオロギーの対立ではなく、罵りあいの道具として政治が茶番劇化しているように思える。最悪なのはメディアだが、これも資本の原理に飲み込まれれば、国家に逆らうことなどできようはずがない。政治と企業がカネで接着さてている以上、これは変えようがない。
このジレンマに気づく術もなく、国民はどんどん税金をむしり取られ、政治家と官僚が好き勝手にそのカネをばらまいて懐を暖かくしているのだ。
綺麗事だと言われればそれで終わり。
来年もまたこの国は終わりに向かって突き進むつもりらしい。
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