クロス・ミッション イ・ミョンフン監督、“生不逢时”「間違った時代に生まれた」
Netflix配信映画。
「ソウルの春」で全斗煥の執念を演じきった大スターファン・ジョンミンと「密輸1970」で執念深い海女さんを演じたヨム・ジョンアが夫婦役を演じるアクションドラマ。
刑事の妻と、専業主夫という不思議な取り合わせで、妻の同僚はジョンミン演じる夫を「奥さん」と呼ぶ。
実は夫がかつて情報部員で、彼にかつての同僚である女性が近づくが、それを見た妻の同僚が浮気と勘違いし、おかしな三角関係になる。
後半は、夫が協力したかつての同僚(女性)とのミッションを影で遂行するうち、その巨大な組織のボスが意外な人物であることが明らかになる・・・。
ここからは何もかけないが、誰が敵の大ボスか?という驚きの展開と、夫が妻に自分の過去を告白してから夫婦で敵と戦うアクションシーンは目が離せない。すごい映画だった。
身分を隠してスパイ活動をするあたりは、キャメロンの「トゥルー・ライズ」を思い出させた。
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G20の外遊から帰った石破首相だが、少し前の中国「百度(バイドゥ)」がとても冷静な記事を紹介している。石破氏の主張(学者という言葉で)一定程度評価したうえで、与野党逆転構造や「ヤミ金」(裏金のこと)議員の問題を踏まえ、首相に就任した時期を間違えたとい報道している。すごく読み応えがある。
日米軍事同盟は日本の軍事・防衛政策の柱であり、石破氏の究極の理想は日米軍事同盟において日本が米国と同等の地位を獲得することである。だが、一世を風靡しようとしていた石破茂氏は、「輪からの離脱」に熱心なトランプ氏と出会った。(略)「トランプ氏が米国大統領に再選されれば、北大西洋条約機構(NATO)からの離脱に時間を無駄にするつもりはない」と述べた。トランプが望んでいるのは、対等な立場の同盟国ではなく、米国の国益により従順な日本である。