モアナと伝説の海2、"Fight to free"(袴田事件)
68kg 「歴史的に見て異常」 - #ダリチョコ の映画とグルメ
前作を鑑賞したのは、名古屋在住時代の2017年。映画館で見たとき、モアナが海をコントロールする水の表現があまりに素晴らしく、激しく感動した。続編が公開されるのを聞いて、あらためて前作を鑑賞して本作に挑んだ。
若き島の長となったモアナにとって、次なるテーマは”外交”ということのようだ。なぜ他民増との交流がないのか?彼女は冒頭のシーンで自分と自分たちの存在を、まだ会ったことのない多民族に伝えるため、ほら貝を吹く。
このドラマの壮大なスケールは、小さな南半球の島を地球に見立てて、自分たちの存在を確認することがテーマとなる。モアナが島の仲間と再び旅に出て、再びマウイの協力を得て新しい出会いのために旅に出る。
彼女の旅を妨げるマタンギというコウモリを操る女神と対峙し、自らの道を切り開くヒントを得る。モアナは海底に沈む島を呼び起こすために、クライマックスで命がけの戦いを繰り広げる。
マタンギに「道はひとつじゃない」と諭されるシーンは意味深い。人はなるべくなら安全な道を選び後悔することがあるが、モアナは違う。彼女はマタンギの言葉に翻弄されながら、敢えて厳しい道を突き進もうとするのだ。このあたりに、この映画のテーマが隠されているようだ。そして、次なる作品をほのめかすラスト。
まだまだこのドラマは続きがあるらしい。
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BBCが「袴田事件」を通じて、死刑制度について詳しく記事にしている。「和歌山毒物カレー事件」なども注目されているが、年明け公開予定の「名張毒ぶどう酒事件」を扱った「いもうとの時間」(ナレーション:仲代達矢さん)など、すでに亡くなった方の冤罪についても検証が求められる。
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