いもうとの時間、「人色変(恐れている)」
「いもうとの時間」
この映画の中にも出てくる「袴田事件」や「和歌山毒物カレー事件」など、立て続けに冤罪を題材とする映画が公開されている中、この「いもうとの時間」はこの映画でナレーションを務めた仲代達矢さんが「約束」で死刑囚自身を演じている。若き日の奥西勝さんを、なんとれいわ新選組の山本太郎さんが演じている。当時この映画に「福田村事件」の森達也監督がコメントを寄せている。
日本の刑事司法がこれほどに歪みきった要因のひとつはメディアにある。ならばメディアには期待できない。(略)彼らは仕事を終えた。次は観た側が動かなければ。
「名張毒ぶどう酒事件」を長く取材してきた東海テレビの阿武野勝彦プロデューサーが節目となる映画としてこの作品に取り掛かったようだ。すでに亡くなった奥西勝死刑囚ではなく、いもうとの原千代子さんを軸として、弁護団などの長い長い戦いをここに示す。何度か下された「無罪」判決が覆されてゆく。映画のラストに、判決を下した裁判官の写真を並べ、憲法76条3項を仲代達矢さんのナレーションで読み上げて終わる。
この映画に寄せた江川紹子さんのコメント。
人の命は無限ではない。残された時間は、どれほどだろうか。司法は、まるで“その時”が来るのを待っているかのようだ。
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日本の汚染水排出に中国が厳しく抗議してきたうえ、貿易にも影響している。このことについてスプートニクは中国が恐慌姿勢を軟化させているものの、「中国は、自分たちを軽蔑する国とは経済関係を築かない。」という中国外務省報道官のコメントを紹介している。
これを受けて、中国百度は石破茂氏の国会答弁を取り上げ「日本がなぜ戦争を始めたのか」について、かなり詳しく記事にしている。
◆石破茂、石破茂、そして依然として石破茂、日本の一部の人々の顔色が変わる
この石破茂首相の国会答弁に対し、日本国内の一部の人々が恐れていることを受け、国内の石破内閣支持率が低下していることにも注目したい。世界と日本国民の意識にどんどん開きが生じているということだ。この原因はSNSとメディア(特に電通さん)にあると思っている。
