ポポホー、「開示の是非」
成人式の日、映画を見終えて食事に向かう。
銀座をいつもみすぼらしい格好で歩く。ブランド店がひしめく銀座は、有名ブランドのポーターが扉を開けけて受け入れてくれることをステータスとしている。ときにその店は、店内の混雑を避けるため、予約で順番を待つことがあるようだ。
この日行き交う振り袖姿の美しい女性たちを横目に、映画を見終えたみすぼらしい服の我々は、銀座コリドーのレストランを目指す。Tik Tokでひっかかった店だ。
ボウジャイ料理というのを初めて知る。いわゆる土鍋飯で、いろいろな料理が土鍋で運ばれてくるらしい。
まずはTik Tokで宣伝していた海老ワンタンラーメンをオーダー。小さな器で小ぶりだが、薄味のスープにアツアツの海老ワンタンがマッチする。海老ワンタンは気をつけないとやけどするほどの熱さ。中身も大きくてとても美味しい。なんとなく、ほかのテーブルでもこのラーメンを頼んでいる方多いように見える。我々のあとから入ったおひとりの男性もこれを食べていた。
ここまで来たら、そのボウジャイ料理というのを食べないわけにいかない。みすぼらしい我々を胡散臭そうに見ていた香港系(かどうか聞いてないが)の店員さんに声をかけて注文を続ける。
上がスペアリブのボウジャイ飯と、下がカニ鍋。いずれも絶品。ボウジャイ飯は、土鍋の底がおこげになっていて、釜飯を食べる感じ。米はタイ米を使っているようで、パサパサしているが、肉汁と混ざり合っていい感じになってくる。スペアリブも食べごたえ十分。
そしてカニ鍋は、なんというカニかわからないが、大きなカニを殻ごと炒めて土鍋に寄せているようだ。上野のアメ横で食べたザリガニは美味しかったが食べにくい料理だったけど、こちらは調理が行き届いていて、食べにくさは全くない。あつあつの料理をベタベタになりながら美味しくいただくことができた。とても満足。
カウンターで過ごした1時間弱の間に店内は満席となり、時折予約のお客さんもいる中、奇跡的に気持ちの良い時間を過ごすことができた。そしていつの間には外は行列になっていた。
これはまた訪ねるしかない。食べたいメニューがまだまだある。
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かつて産経新聞が「間接的に首相夫婦が殺した」と断じた森友問題が、佳境を迎えたようだ。しかし問題はこれからだ。「開示の是非」が問われている。そして映画「新聞記者」を思うと心が痛む。このようなとき、被害者のことなどお構いなしでアメリカに旅行している首相婦人。
◆森友文書の存在、財務相が認める 政府、開示の是非を判断へ [森友学園問題][森友学園問題]:朝日新聞




