リバーサイド・マーケット(クライストチャーチ)、トランプ氏ピッツバーグへ
再建中の大聖堂を見上げたあたりでお腹が空いてきた。ホテルでもらった地図には食事する場所までは詳しく書いてないので途方に暮れていると、ひとりの背の高い紳士が声をかけてきた。事情を離すと「リバーサイド・マーケットがいいんじゃない」と教えてくれた。ついでに次の目的地である大聖堂に代わる紙でできた教会があるというので、その場所も教えてもらった。
ニュージーランドで過ごすとわかるが、とにかく行き交うひとが皆さん親切で、さりげなく声をかけてくれる。何もない退屈な国だが、ひとは皆さん感じが良い。
言われた通りに歩くと10分足らずで目的地に到着する。
2階にもお店があって見下ろすことができる。
この国の食べ物の量が多いのに気づき始めたので、ここではクロワッサンをひとつだけオーダー。それでもご覧のとおりのどでかいクロワッサンが用意される。「風の谷のナウシカ」出てくる王蟲のようだ。
退屈な国での楽しみは食事だ。日頃食べないものを食べるのが必然だろう。
腹ごなしに散歩がてらスーパーに入ると「出前一丁」が売っている。1.75ドルは160円ぐらいだろうか。
さらに歩くとトラムの終点にたどり着く。モールの中がトラムの発着場になっているらしい。
そこにトラムがやってきた。
これもまたのんびりとした風景のひとつ。ニュージーランドに来てあちこち歩いたりしたが、何しろ時間が止まっている。一日の時間が長い。
いよいよ「紙のカテドラル」に向かう。
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トランプ大統領がピッツバーグに向かい鉄鋼労働者の雇用を守るメッセージを送った。発言の中でUSスチールが日本の所有になることをほのめかし、「日鉄は素晴らしいパートナーだ」(ロイター)としながらも、「鉄鋼への50%関税」(ガーディアン)を発表。そして「日鉄のUSスチール買収は正式承認されていない」(日テレ)ことも明らかにした。USスチールの立て直しをに任せつつ、関税でがっぽり取り返す。つまりアメリカの尻拭いをさせる考えなのは明らかだ。大きなことを言って、最後に尻つぼい発言で誤魔化す手法が見えてきた。これで日鉄は倒産するだろう。
トランプ氏はそれを大惨事と呼んだ。バイデン氏はそれを阻止した。トランプ氏は今、日本によるUSスチールの買収を祝うためにピッツバーグへ向かっている。









