トライアローグ
トライとは、ここ横浜美術館と富山県美術館と愛知県美術館の3つだ。
横浜美術館が2021年から2年ほどかけて改修工事をするといことで、その前に2つの美術館から常設展を集めて20世紀以降の美術史を形どるという企画だ。おそらく横浜美術館貯蔵作品は、改修中の2年をかけて、他県やもしかしたら外国を旅することになるのではないか。
19世紀に発展した印象派やポスト印象派の写実主義は、20世紀に二度の大きな戦争と技術革新を経て大きく変わってゆく。そして現代美術の在り方ははもはや形を為さない。19世紀と20世紀の大きな美術や芸術の差異はここにあるだろう。
とにかくどこかで見た見事な作品、どこかで聞いたアーチストの傑作などが並ぶ。特に学生の頃に刺激を受けた現代美術の一連作品は、その時代をも思い起こさせる。世界のあちこちに点在する展示物をひとつの展覧会に集結させるのは並大抵のことではない。そしてこれと同じような企画が将来も成立するかは未知数だ。その意味で大いに価値のある展示であった。素晴らしかった。
(=^・^=)
マティスかな。
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