ファンタスティック4:ファースト・ステップ「ああ、またマーベルにまんまと乗せられてしまった」
この夏は『鬼滅の刃』や『スーパーマン』など、大型タイトルが夏休み興行を盛り上げていますが、『ファンタスティック4』もそのひとつ。公開間際の劇場はかなりの熱気でした。
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ファンタスティック4:ファースト・ステップ(KINENOTE)
少し前の話になりますが、公開2日目の東京ミッドタウンでは、写真の通り『ファンタスティック・フォー』のイベントが大盛況。朝9時から始まる大きな劇場もほぼ満席で、若い世代を中心に熱心なマーベルファンが集まっている印象でした。
映画が始まる前、この高揚感は一体なんだろう?と考えていたのですが、ふと思い当たったのは、自分たちの世代がかつてテレビアニメで見た「宇宙忍者ゴームズ」の記憶です。あの中に出てくるファンタスティック・フォーを、ぼんやりと、でも確かに覚えている。あのユニフォームを見ると、どこか懐かしい気持ちになるのです。
本作のもうひとつの魅力は、「1960年代から見た未来」のビジュアル。レトロフューチャーというそうですが、劇中に登場するのはブラウン管のテレビや、クラシックな車。世界観そのものが60年代を背景にしており、それだけでも観る価値があります。
物語はとてつもないスケールで進んでいきます。銀色のヴィラン、シルバーサーファーは破壊神ギャラクタスに意思を操られ、地球に迫る脅威となります。演じているのは『アシスタント』で抑圧されたOLを演じたジュリア・ガーナー。ここでも彼女は“抗う者”として登場します。
そしてクライマックスでは、マンハッタンでの大決戦。スー(『ミッション・インポッシブル』シリーズで知られるヴァネッサ・カービー)が命を懸けて我が子を守ろうとする姿には、思わず手に汗を握りました。
ただし、エンドロールでまたしてもお決まりの「次回作を匂わせる」展開。マーベルの商売っ気にはうんざりしながらも、まんまと乗せられてしまう。…でもやっぱり観ちゃうんですよね。今回も面白かったです。
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