日本橋宮川 「昼酒と特上うな重 日本橋で娘と過ごす贅沢な一時間」
先ごろの暑い日、現場巡回の帰りに日本橋で娘と合流し、「宮川」でうなぎをいただきました。
土用の丑の日はとうに過ぎていましたが、「ずっとうなぎが食べたいな」と思っていたので、やっと念願がかなった瞬間です。前回のうなぎは、4月の「鳥安」以来でした。
日本橋「宮川」に入るのは初めて。創業60年以上の老舗で、名前だけは以前から知っていました。
お昼どきにもかかわらず、店内は思ったほど混んでいません。どうやらビジネス会食の方々は皆予約済みで、飛び込み客は私たちともう一組ほど。
その理由はすぐにわかりました。店員さんから「30分以上お時間いただきます」と案内されたのです。手間ひまかけて仕上げるうなぎは、予約して訪れるのが正解だったのかもしれません。
娘は子育てでアルコールを控えていた反動か、昼間でも飲みだすと止まりません。この日も中瓶を2本、軽やかに空けました。
待ち時間は、そんな娘の近況報告を聞きながらゆっくりと流れていきます。
そしてついに運ばれてきた特上うな重。
目の前に置かれた瞬間、思わず息をのみました。
香ばしく焼き上げられたうなぎは気品があり、ご飯も量・質ともに申し分なし。ひと口ごとに「これぞ老舗の味」と感じさせる美味しさです。
娘との会話も弾み、気づけば1時間以上。
食事だけでなく、ゆったりと心まで満たされる昼のひとときでした。
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