『ジョーズ』伝説の裏側 「50年経っても色褪せない衝撃」

dalichoko(ダリチョコ)

とても懐かしい映画です。『ジョーズ』は何度も繰り返し見てきましたが、初めて映画館で観たあの衝撃と当時の空気感は今でも鮮明に蘇ります。1975年、わたしが13歳の中学生だった頃のことです。


まだ映画館が自由席で、朝から並んで席を確保していた時代。確か銀座一丁目のテアトル東京だったと思います。混んでいたため、ずいぶん前のほうの席で叔母と一緒に観た記憶があります。


冒頭のシーンは本当に怖くて、ジョーズが画面いっぱいにダーッと現れた瞬間、思わずのけぞってしまいました。あの衝撃からもう50年が経ったのですね。


そんな節目の年に、スピルバーグ監督や関係者、そして映画ファンたちが『ジョーズ』を振り返るドキュメンタリーがディズニー+で配信されました。監督は『ジョン・ウィリアムズ』の伝記映画を手掛けたローラン・ブレロー氏です。


ジョーズの巨大なロボットを作り出すためにかけた苦労、予算オーバーでスピルバーグが「映画監督人生の終わりかも」と覚悟した話。こうした裏話が50年経った今だからこそ語られています。


また、エミリー・ブラントやジョーダン・ピールのインタビューも興味深く、当時の社会背景を丁寧に解説してくれます。ベトナム戦争の終結やウォーターゲート事件といった時代の不安が、この映画の中にも反映されているのです。


特に印象的なのは、ビーチの市長が人命を顧みず利益を優先するシーン。資本主義への鋭い皮肉が込められていると同時に、冷戦下のソ連やキューバとの対立構造も背景にあることがわかります。


ロバート・ショー演じるクイント船長が第二次世界大戦の話をする場面も背筋が凍るほど印象的でした。


そして何より、命がけで戦う三人の男たちの姿が手に汗握る緊迫感を生み出します。


良い映画とは、何年経っても何度でも見返したくなるもの。この『ジョーズ』もまさにその一本です。


みなさんの記憶の中の『ジョーズ』について、ぜひコメントで教えてくださいね。


68.5kg 「圧力が言論を抑え込む世界。スティーブン・コルベアの番組打ち切り」 - #ダリチョコ の映画とグルメ


『ジョーズ』公開50周年を記念したドキュメンタリー『独占!『ジョーズ』50周年:スピルバーグが語る伝説の裏側』7月11日(金)よりディズニープラスで配信開始!|Disney+(ディズニープラス)公式



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