ラストバンザイ 「戦争を止めたかった天皇の物語」
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昭和天皇、25歳で即位! 日本が駆け抜けた激動の時代振り返るドキュメンタリー『昭和天皇 Hirohito ~ラストバンザイ』予告編
私は自分を愛国者だと思っています。日の丸が掲げられ、国家が流れると、自然と胸が熱くなり、涙がこぼれます。
そんな私が、ドキュメンタリー映画 「昭和天皇 Hirohito ~ラストバンザイ」 を観て、あらためて昭和天皇・裕仁陛下の偉大さを感じました。昭和という激動の時代を、想像を絶する重圧の中で歩まれたお姿に深く心を打たれました。
昭和天皇は25歳という若さで即位されました。まだ世の中の全貌も見えない年齢で、時代の荒波に立たれたのです。
映画では、当時の発言記録から「自分の時代に戦争はしない」と語ったとされる場面が紹介されます。軍部との確執を示唆するエピソードもあり、その孤高の立場が伝わってきます。
44分という短い映像の中に、昭和史が凝縮されています。戦前、日本は工業製品の輸出で世界的な地位を築きつつありましたが、その陰で軍部は暴走。昭和天皇は満州での関東軍の行動を知り、激怒したといいます。当時、陛下はまだ30歳でした。
中盤では、松岡洋右外相による国際連盟脱退の様子が記録映像で描かれます。英語を流暢に操る松岡氏の姿とは対照的に、軍国主義化が進む日本。天皇は学者としての視点も持ちながら、政治と軍の板挟みとなっていたようです。一方で政府は、天皇崇拝を教育に組み込み、国民に「バンザイ」を強制するなど、プロパガンダが加速していきます。
「善人が行動しないことが悪に勝利をもたらす」
という言葉が、重く響きます。
敗戦後、東京裁判の映像、そして天皇が国民と直接触れ合う光景は感動的でした。マッカーサーでさえ、日本の安定には天皇制の存在が不可欠と認めています。私も同感です。
この映画は、政治的立場や思想を超えて、多くの人に観てほしい作品です。歴史の中の「人」としての昭和天皇を知ることで、戦争と平和について考えるきっかけになるでしょう。
「天皇陛下に側室」だの「日本の侵略はなかった」などと主張する政党を支持される皆さんは、ぜひこの映画をご覧になって感想などをお聞かせいただきたいです。
2006年7月21日の日経スクープです。富田メモで
「靖国神社のA級戦犯合祀を嫌い裕仁天皇は合祀後は生涯閉じるまで靖国参拝しなかった意思」
が明確になりました。その後の明仁天皇(上皇陛下)、徳仁天皇も靖国には一回も参拝しておりません。そもそも靖国は「宗教法人靖国神社」で単なる私的施設です。 pic.twitter.com/W1Y0bhH5b3— ngc2497 (@ngc2497) August 12, 2025
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