『非常戒厳前夜』─報道と権力、私たちに問われるもの

dalichoko(ダリチョコ)


《七三一》01 “魔鬼部队”的罪恶之源【CCTV纪录】

映画「731」は世界各地で公開される予定


中国で公開前から大きな話題となっている映画がいよいよ公開されます。順次世界公開が予定されているそうです。日本人が決して目をそむけてはいけない事実を目の当たりにする機会が来るのでしょうか。森村誠一さんの意思が伝わればいいが・・・。



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さて本題です。


普段、ニュースを見るとき、私たちはどれほど情報に左右されているのでしょうか。自分の意見と違う報道に触れると、つい無視してしまうこともあります。しかし、隣国で起きたある出来事を知ると、日本の報道の在り方も見直さざるを得ません。



「満席の映画館と空っぽの国会」 - #ダリチョコ の映画とグルメ


非常戒厳前夜」(KINENOTE)


今年に入って、世界各地で市民による大きな抗議や暴動が報告されています。セルビアタイネパールでは、政治の傲慢さに対して市民が立ち上がっています。この国ではあまり報道されませんが、そうした動きは確かに起きています。


隣国の韓国では、「ニュース打破」という独立メディアが、国家権力の圧力に抗い、勇敢に報道を続けています。彼らは企業からの広告料に頼らず、会員の支援だけで運営され、権力の監視を徹底しています。その姿勢は、日本のメディアの現状と比べると、際立っています。


『非常戒厳前夜』が描くのは、昨年12月にユン・ソンヨル前大統領が戒厳令を発した背景と、彼の妻による株価操作の隠蔽を暴くために戦った勇者たちの物語です。この映画を通して、私たちは報道の自由と政治の透明性の重要性を改めて考えさせられます。




来日した「ニュース打破」の三人は、「隣国なのに、報道が捻じ曲げられていて驚きます」と語っていました。日韓という近い関係にある両国ですが、報道が偏ることで誤解や摩擦が生まれる可能性があります。この事実は、私たち日本人にとっても無視できません。


一方で、この国では政治家や権力に圧力をかけられ、報道が委縮している現状があります。莫大な政治資金の問題や公文書の改ざんなど、メディアが追及しなければならない事案が多くありますが、十分に伝えられていないのが現実です。


この映画の中で描かれる韓国の記者たちは、死刑宣告の恐怖に直面しながらも、真実を伝えるために戦いました。その姿勢には胸を打たれます。私たち日本人も、こうした勇気を見習い、報道や政治に対してもっと厳しい目を持つ必要があると感じます。


『非常戒厳前夜』は、単なる政治ドキュメンタリーではありません。隣国の勇気あるメディアを知り、日本の現状を見つめ直すきっかけになる作品です。映画を見て感動するだけでなく、私たち自身が社会や報道について考える機会として、多くの方に見てもらいたい映画です。






キム・ゴンヒ・ゲート


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