予備校時代の思い出と「代々木ブロードウェイ」の華やかさ
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南新宿で食事を済ませたあと、新宿に向かう途中、ふと代々木を経由してみることにしました。
代々木といえば、予備校に通った懐かしい場所です。あの頃はすでに「受験戦争」といわれ、あちこちに予備校が乱立していました。人気のある講師の授業は大きな教室が満席になるほどで、勉強というよりライブを観る感覚に近かったものです。有坂誠人先生の講義などは、勉強より生きるテクニックを教えてくれたような気がします。
私が通っていたのは高田馬場の「一橋学院早慶外語」(現在は閉校)でしたが、友人に誘われて代ゼミまで足を伸ばすこともありました。
その代々木の大きな予備校は今やタワーになり、駅周辺の雰囲気も大きく変わっていました。そして、なんと「代々木ブロードウェイ」があることに驚かされました。
ブロードウェイといえば、練馬に住んでいた頃に中野のブロードウェイに遊びに行ったことを思い出します。まさか代々木にも存在するとは思っていませんでした。
しかもこちらは明らかにニューヨークのブロードウェイを意識した空間で、きらびやかなロゴや装飾が目を引きます。
場所自体はそれほど広くありませんが、かつて予備校に通った地味なイメージからは想像できない、華やかな空間に圧倒されました。東京の街はどんどん変わっていき、昔の面影を思い出すのも難しくなっています。
Yさんと二人で歩きながら、「昔あそこには何があったっけ」と話す時間も楽しいひとときでした。小さな空間にこれだけきらびやかなお店が並ぶ様子は本当に見事で、思わず目を奪われます。
街の変化と懐かしさが交錯する代々木ブロードウェイは、まさに歩くだけで驚きと発見のある場所でした。
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