東京国際映画祭の風景ー日比谷に吹く風
今年も東京国際映画祭が幕を閉じました。
パレスチナ36 | Palestine 36 クリップ Clip 第38回TIFF コンペティション Competition
有楽町駅前から日比谷にかけてのこの季節の風景は、映画ファンにとって欠かせない風物詩です。
今年も世界各国から多くの作品が集まり、日本の古い映画にも再び光が当たりました。
残念ながら今回は時間が合わず、屋外上映を鑑賞することはできませんでしたが、外の風を感じながら映画を観るあの贅沢な時間は、他ではなかなか味わえないものです。
映画祭のチケットは手に入りにくいのが常。せめて屋外上映で、その雰囲気を味わいたいものです。
ミッドタウンのエントランスには上映作品の巨大なポスターが掲げられ、誰かが始めた壁書きも国際色豊か。
まさに「映画の都」にあやかりたいという意思がここにあります。
日本でこうした大規模な国際映画祭が今後も継続されることを、心から願います。
そして、映画祭で高く評価された作品が日本の配給市場にもっと出回ることを。
一昨年のグランプリ受賞作『雪豹』はいまだに日本未公開のままです。
一方で、テレビ局主導の“品評会”のような映画賞には、どうしても違和感を覚えます。
黒澤明監督はかねてより「日本にも真の国際映画祭を」と提唱していました。(黒澤監督は出場辞退されてました。)
資本の影響を受けた賞レースにどれほどの意味があるのか。局を毎年持ち回りにするなどの工夫がなければ、ただの茶番になってしまうのではないでしょうか。
もっとも、我が家にはすでにテレビがありません。
あの手の“茶番劇”を見なくて済むだけ、少し心が軽いのも事実です。
すいません、かなり言い過ぎたかもしれません。
ごめんなさい。
ちなみに今年のグランプリは、満場一致で『パレスチナ36(Palestine 36)』が受賞しました。
パレスチナ映画としては初の快挙です。
皮肉にも、エジプトの学校を「卒業した」と偽った都知事がプレゼンターだったというのは、なんとも象徴的な話。
こういう人を選んだ都民にすべての責任があり、誘導したメディアは資格なし。https://t.co/TwxsgNTIBvhttps://t.co/uYaWLKOfFf
— Ugry (@BobUgryHossy) September 15, 2025
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