北千住「宏月(コウゲツ)」で思う、世界の“孤独社会”

dalichoko(ダリチョコ)

世界のニュースを眺めていると、どの国も人口動態に振り回されているのがよくわかります。


ひとりっ子政策の後遺症で男女比が歪んだ中国。そして韓国では、「単身世帯が全体の36%を超え、「一人経済」が活況を呈する一方で、高齢者の孤独が社会問題」として浮上しているという記事が目に留まりました。


韩国一人户家庭占比超36%:“一人经济”升温,老年孤独问题引关注(百度)


読み応えのある記事でしたが、正直なところ、日本の現状はそのさらに上を行く“静かな危機”なのではないかと感じています。


華やかな政治報道の裏側で、弱者や貧困層の話題はいつの間にかかき消される。

語られるべき現実ほど、報道されない。いつものこととはいえ、やるせなくなります。



そんなことを考えながら映画を観た帰り道、ふと「お好み焼きが食べたいね」という話になり、北千住の「コウゲツ」へ。早い時間だったのが幸いして、なんとか席に案内していただけました。


もんじゃといえば、浅草の「穂里」さんによく寄りますが、お好み焼きは決まった店がありません。名古屋・金山に住んでいた頃は「ひろしま」さんに通っていたのが懐かしい。


この「コウゲツ」さん、どうやら人気店らしく、場所がなかなかディープで軽く迷いました。



まずは明太子もんじゃ。

痛風持ちの身としてはドキッとしますが、美味しさには勝てません。



もんじゃ焼きといえば“土手を作る”のが当たり前だと思っていましたが、隣のテーブルの外国人客は全部混ぜてそのまま焼いていました。あれはあれで美味しそう。

食文化というのは、正しい作法よりも楽しむ心の方が大事だと、つい思ってしまいます。



もんじゃに比べて、お好み焼きはシンプル。混ぜて、焼く。ただそれだけなのにたまらなく美味しい。



仕上げにソース、のり、そしてマヨネーズ。

これを「鉄板」と言うんだな、としみじみ思う瞬間です。



そして最後に登場したのが「藤田焼き」。



初めて聞いた料理でしたが、魚肉ソーセージを米粉で包んだもののようで、意外や意外、箸休めにちょうどいい存在感。


そういえば今年はほとんど一人暮らしでしたが、鉄板焼きの店に一人で入る勇気はまだありません。

鉄板を囲んでワイワイ食べる――その“場の力”こそが、こういう料理の醍醐味なんでしょう。


店内には外国人のお客さんもいて、彼らがどんな風に日本の鉄板焼きを楽しむのか、つい横目で追ってしまうあたり、自分もまだまだ観光客気分です。


久しぶりに、しっかり満足できる夜でした。

ごちそうさまでした。


(=^・^=)

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