「ヒポクラテスの盲点」ー医の倫理を揺るがす日本社会
ヒポクラテスの盲点(KINENOTE)
「医の倫理と戦争」という映画を見たあと、サンフランシスコ在住のダーリンさんの友達が即座に反応し、この映画を推薦してきました。
新型コロナワクチン後遺症問題を描くドキュメンタリー 『ヒポクラテスの盲点』予告
理学博士でもある大西隼監督は、ワクチン接種後に亡くなった可能性のある被害者側と、パンデミックを抑え込もうとする政府・医師会の双方から取材を重ねていきます。そこで浮かび上がるのは、決して交わらない二つの視点です。
「具合を悪くされた方がいる以上、慎重に対処すべきだ」という被害者遺族の訴え。
「大勢の命を救ったのだから、多少の副反応は仕方がない」という国家の論理。
この溝が埋まらない最大の理由は、科学的に決定打となる証拠が乏しいことにあります。
ワクチンが死因かどうかを判断するための理化学的な解剖は十分に行われず、因果関係の立証は極めて困難です。唯一、警察が扱った検体から心筋細胞の破壊が示された例がありますが、これは氷山の一角であり、決定的とは言い難い。
それにもかかわらず、特に三回目接種の頃から明らかな超過死亡が見られた時期でも、政府は次々と接種を推進しました。データを丁寧に読み解き、立ち止まる余裕はこの国にはなかったのか。そんな疑問が残ります。
この映画の中心にいるのが、京都大学名誉教授・福島雅典氏です。圧倒的な存在感と、揺るぎなく届けられるメッセージ。その根底には、『医の倫理と戦争』でも問題提起された “戦争” というキーワードが影を落とします。
ヒポクラテスは「患者を害してはならない」と誓いました。
医療は「法律や政治圧力に勝る」とも言われてきました。
しかし現実には、国家とメディアが歩調を合わせ、都合の良い情報を国民に流し、裏側で莫大な利益が動いている可能性すら否定できません。
もはやこれは医療だけの問題ではありません。
政治でもない。
社会構造の根本が揺らいでいるのです。
福島先生曰く「歴史に残る大惨事」https://t.co/HQs95qh9BV
— Ugry (@BobUgryHossy) December 4, 2025
久しぶりのシネスイッチ銀座は、それほど混んではいないものの、熱心なお客さんが集まりました。いつも地下のシアターですが、この日は3階でした。