「落語家の業」ー立見席まで埋めた“業”の映画

dalichoko(ダリチョコ)


落語家の業(KINENOTE)


66kg 「銃と落語とカレーうどん」 - 


劇場に着いたとき、どこかで見覚えのある、ただならぬ雰囲気の方が車から降りてきて、エレベーターで上がって行きました。


そして、映画が始まります。劇場は満席。満席どころか、いまどき最後部の立見席に大勢の方が押し寄せてました。


映画が始まります。なんとナレーションは坂本頼光先生です。


「落語は業の肯定だ」という談志の言葉をそのままに、快楽亭ブラック師匠の生い立ちから現在までが描かれます。


劇場はところどころで爆笑の渦に揺れますが、大須演芸場に裁判所の執行官が現れて、客席から「待ってました!」の声があがる場面と、弟子から訴えられて和解金の30万円を有馬記念に突っ込んで、そのレースで馬券を買った馬が勝利した場面では、場内から、思わず立ち上がりそうなほどの盛大な拍手が沸き起こりました。


あれはもう「鑑賞」ではなく、事件でした。



そしてなんと、映画が終わったあと、トークショーに登場したのは立川志らく師匠でした。映画が始まる前に見かけた見覚えのある人物とは志らく師匠だったのです。ブラック師匠とは犬猿の関係とも言われています。志らく師匠はこの映画を「ゆきゆきて、神軍」のようだと言っていました。



榎園喬介監督がダメ元で誘った志らく師匠がこの場に現れたのは驚きでした。ブラック師匠とは真逆の世界を進む志らく師匠が、敵陣とも言えるこの劇場で色々お話されている懐の深さにびっくりです。


立川志らくの「了見」“左右”超えて「笑い」を追求「政治的な思想が違うから嫌いだなんてことは全然ない」|よろず〜ニュース



ブラック師匠の落語を聞いたのは、同じ建物のユーロライブで「渋谷らくご」に寄せてもらったのが初めてでした。そのあまりの過激さに驚きましたが、ブラック師匠の生き様がまさに「業」だったということなのですね。



志らく師匠のトークショーも含めて、なんとも複雑な雰囲気ではありましたが、「業」を肯定する映画を観て、「業」を背負った人の言葉を聞く。


驚きの連続で、どこか居心地の悪い、しかし忘れがたい一日でした。


そしてなんと!ユーロスペースで、本日までの限定公開予定だったこの映画が拡大公開されることが決定したようです!心からおめでとうございます!


そして、まだご覧担っていない方は、ぜひこの映画で大爆笑して下さい。




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