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KING&QUEEN展 上野の森美術館

ロンドン・ナショナル・ポートレビュー所蔵の作品を一堂に会する大英帝国の歴史を綴る展覧会。昨年の10月からの展示は先ごろ長い展示を終えた。赴いたのは昨年12月も中頃だった。土曜日ということもあってとても賑やかだった。


とにかくすごい展示。イギリスという国の圧倒的な強さを示す展示。


テューダー朝
スチュアート朝
ハノーヴァー朝
からヴィクトリア女王の時代を経て近代から現代へ。長い歴史は世界の歴史とも大いに関連が深い。テーマでは、肖像そのものよりも”属性”について説明されている。
まず最初にガイ・フォークス事件など1600年代初頭の歴史を示し、この国もまた混乱の中にあったことを解説する。


その後それぞれの時代の個性的な国王や女王について属性が示される。

テューダー朝では6人の妻を娶ったヘンリー8世。

スチュアート朝ではやはりアン女王。彼女は17回も流産するなど子供に恵まれなかったそうだ。

しかしこの時代に現在の大英帝国の原型ができた。
ハノーヴァー朝ではジョージ一世。

不肖の息子といわれたジョージ四世などが印象的だ。この頃産業革命が起きる。

ヴィクトリア女王は夫のアルバートとの間に9人の子供に恵まれるが、アルバートが早逝し引きこもってしまう。
エドワード七世には不倫の妻アリス・ケッペルが美しい。彼女は現在の応じチャールズ妻カミラの祖母にあたるそうだ。

現在のエリザベス二世は25歳で女王となり、戦後の平和の象徴ともいえる。

日本も紫式部の時代の皇室がそうであったように、血縁の優位はつねに争いの種だったということが言える。そしてときに不貞の関係が生じる。不倫は皇室の常でもある。抑圧された環境は自由を求めることがある。しかし彼らは象徴であり自由などない。その意味で大英帝国が敬虔なカトリックを離れ、プロテスタントを受け入れ、どくじのイギリス国教会を構築するのは歴史の必然なのかもしれない。

エリザベス二世が戦後の君主として、皇室の様々なスキャンダルと対峙し、息子の離婚や孫が妻に黒人の血を受け入れた、という史実をどのように内に綴っているのかは誰もわからない。少なくとも彼女は大英帝国の正当な血をひく者として、この複雑な時代をいまも生きているのである。



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