角川武蔵野ミュージアム
正月元日の朝から、東所沢の”ところざわサクラタウン”に向かう。
駅から目的地に向かう途中、マンホールに施されたアニメのレプリカなどを見ると、この街がアニメやアートに力を入れようとしている姿勢を感じさせる。
角川の歴史と武蔵野の大地を連携させ、極めて知的な空間をここに築き上げた。
設計は隈研吾氏。
その巨大で見たこともないような形の建物が近づく者を圧倒する。
それよりもなお、建物の中に展開する天高く積まれた書籍の配列にもまた大いに圧倒される。
たまたまだが、前日の大晦日に紅白歌合戦でここを舞台に演奏されていた。
なんという感動だろう。
この日は森村誠一氏の特集が組まれていて、森村氏の数々の作品が山のように積まれる中、その本棚を背景に角川映画で作られた過去の作品がプロジェクションマッピングでリピートされる。殊にこのイベントに涙する。
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