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新宿末廣亭
初めての末廣亭。目的は言うまでもなく三遊亭歌司師匠。
かなり天気が悪かったが、傘を持って新宿三丁目へ。
正午開演にもかかわらず、雨の中もう列ができていた。
前座さんから始まって、若手の落語家さんが盛り上げる。
漫才師が出てきたりして笑いをとったあと、一之輔さんあたりが出てきたあたりで場内は大爆笑の渦。やはり楽しい。
歌司師匠が現れたときは個人的に大興奮。そしてなんと「親子酒」で笑わせてくれる。歌司師匠の「親子酒」はYou Tubeでも見ることができるが、何度見ても大笑いしてしまう。お父さんがどんどん酔っていく変化の表現が本当に面白い。
そしてサプライズは、出演予定に記載がなかった木久扇師匠が登場。木久扇さんは落語をやらず、まくらでおしまい。でもその内容が笑点の歴代の司会者についての話で、これで予定時間をもたせてしまうんだからすごい。笑点を５０年以上務めているのは木久扇さんだけで、一番古い。自分が子供の頃は「木久ちゃん」と呼ばれて若手だったが、もう最長老だ。笑点を始めた立川談志師匠の思い出ばなしで、選挙演説に駆り出されたことなどを面白おかしくお話されていた。
桂文楽師匠も木久扇師匠と同じ８０代。
文楽師匠の四角い顔はＣＭでもおなじみだ。
ああ面白かった。本当に楽しかった。
笑うとすっきりする。何もかも。
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