日本橋亭 遊馬・柳之助二人会
いやぁ楽しかった。少し前に友達と行く日を一月間違えて、結局一人で落語を聞いた。あの日は小遊三師匠が出てきて笑わせた。御年74歳。
あのときも聞いた二つ目の三遊亭遊七さんは女性の落語家さんで、この日もたまたま『真田小僧』をやっていた。彼女は若くみえるが、なんと子供さんもいるらしい。30歳のとき、お腹に赤ちゃんがいるのに弟子入りしたというから驚きだ。
遊七さんの師匠が三遊亭遊之助で、このあと噺す三遊亭遊馬さんも同じ小遊三さんの弟子だから、遊馬さんと遊七さんは叔父と姪の関係だ。いずれも楽しかった。
そしてもうひとり。春風亭柳之助さんは、かつてわたしの友人と同じ会社に勤めていた方だ。この日は『井戸の茶碗』と『長屋の花見』を披露してくれた。落語が落ちたあと、楽屋の前で出待ちしていたら柳之助師匠が私服で現れて、30年ぶりのご対面!話によるとサラリーマン生活では相当苦労して、人前で話すのが苦手だったというから不思議なものだ。柳之助師匠の『井戸の茶碗』で「金で金は買えない」というセリフがとても印象的だ。まさにいま、金融資本主義を暗示していないか。
もうひとりのお目当ては遊馬師匠。2つ噺を披露してくれて、『百川』は贔屓にしている三遊亭歌司師匠のYou Tubeチャンネルでも楽しめる。遊馬師匠のこれもまたすごく楽しかった。
- 三遊亭遊馬のこども落語 (
) - でじじ発行/パンローリング発売
- 本
- 三遊亭遊馬のこども落語 (
遊馬師匠は「こども落語」というCDなども出されていて、その出で立ちだけで笑わせる。すごい!
またひとときの笑いを満喫できた。楽しかった。もうね、やみつき。
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