王治洪展
上野公園はときにエキサイティングだ。予測不能の展示をみかけたりする。銀座の小さな画廊や有名ブランドの美術館などに比べると趣は異なるかもしれないが、時々変節するこのあたりの風景もまた捨てがたい。極めて魅力的だ。
東京都美術館から移動する途中、上野の森美術館を通り過ぎようとするとき、無料でやっている展示を見つけて無意識に入る。そのひとつが王治洪(Wang Zhihang)展。水墨画のようだ。その作品群は多彩で、多くが自然を背景にした動物、特に猫のユニークな描写が魅力的だ。
ほかにも様々な作品を眺めると、彼の示す方向性がうっすらと見えてくる。自然と動物。そしてそこに移されていない人間と都市。こうした一連の作品は明らかに都市化に疑問を呈するものだと思われる。生き生きとした動物たちの描写を見て微笑まずにいられない。彼らは人間の手の及ばない彼らなりの世界を楽しんでいるように見える。
受付で立派な作品集をいただいて大事に持ち帰る。
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