山登りは上りより下りが辛いです。年取ると実感します。
山登りはいつも一人で上る場合が多いのですが、まだ体力に自身があったころは上りも下りも飛ぶようにリズムよく歩いたものですが、今はとてもそんなことできません。
随分前に、下りで足を痛めて歩けなくなったときは困りました。登山は時間との勝負でもあります。準備して歩いても思い通りになることはまれですが、足が痛くて下山できなくなる恐怖は今も忘れられません。自分一人との戦いです。

ということで、美しい風景とお別れして、再び来た道をゆっくりゆっくり、上りよりも時間をかけるぐらいにゆっくり一歩一歩降りてゆきます。途中で若いみなさんにどんどん追い抜かれますがお構いなし。途中の茶店では鮎を焼く香りが漂います。空腹を刺激します。

やっとも思いで伊香保温泉の湯元であるあたりの露天風呂に到着。大人４５０円。実はこれ、さきほど買ったフリーきっぷに割引券がついているのに気づかなかったのです。

源泉１００％かけ流しのこの風呂は、それほど熱くはないのに、じっくりつかると体の中からポカポカしてきて、風呂上がりにくつろいでいると汗が吹き出るほどでした。

ところで、やはりここ伊香保温泉は夜がきれいなんでしょうかね。石段の趣も昼と夜とではだいぶ違うんでしょう。

露天風呂でくつろいで、伊香保の石段を下ります。

途中でこんにゃくを１本食べます。芸能人の方も寄った店のようで人気があるみたい。列ができてました。そしてバスで再び渋川の駅に向かいます。渋川行きのバスは特急で、グリーン牧場の次が終点渋川駅でした。

多少、バスが遅れたこともあって、予定の電車に間に合わず。結局駅で１時間近く時間をつぶすことになりました。でもね、旅行のこういう待ち時間は全く気になりません。むしろその地域をリサーチするいい時間なんですよね。

例えばホームの待合室。

中は昔の蒸気機関車のようでしたよ。

といことで、このあと高崎でダーリンと待ち合わせして、高崎観音まで向かうことにしました。

そろそろ夕方にかけて風がさらに強まってきました。
(=^・^=)

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しょーもないのよ