ジェロントロジー

たまたまある日会社で認知症の講義があり、講師の方が信金マンだった。なぜ認知症の講師を信金の方がおやりになるのか?と疑問に思っていたら、翌日のテレビ番組にマネックス証券の大槻奈那さんが出てきて、


ジェロントロジー


について解説されていた。



ジェロントロジーはウィキペディアでは老年学という古い学問のジャンルとして紹介されている。なんとジェロントロジーの検定試験まである。


金融 
株式
資産


の分野でそれぞれ認知症を患う高齢者の財産が流動性を失い凍結されることを懸念して金融業界が真剣に取り組んでいる、というわけだ。


なんとあと数年で75歳を超える認知症患者の財産が70兆円にもなるそうだ。70兆円が市場から切り離されて流動性を失えば、大きな経済損失だ。


たまたま会社に親御さんが亡くなって財産を動かすのに成年後見人手続きなど煩わしい作業をしているとあっという間に数年かかってしまう。


名古屋商科大学の教授も勤める大槻奈那さんは、ペイオフなどのおかげで日本は世界一口座数の多い国になってしまったそうだ。この非効率が経済を停滞させないようにアイデアを出さなければならないと説いている。


なるほどごもっとも。
勉強になりました。
(=^ェ^=)



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