牛丼というと吉野家か松屋だが、松屋というと吉祥寺の駅前の大きな店が思い出される。
バスターミナルのあたりにあったような気がするが思い違いかもしれない。友達がバイトしてたりしてそれも懐かしい。注文を「牛丼ふたちょう」と伝えるのだと聞かされた。吉野家は今も言葉で注文するシステムだが、松屋は食券システムだ。

この食券機もずいぶん進化したものだ。タッチパネル式で画面もでかい。吉野家と松屋はここでストレテジーの違いを際立たせる。吉野家は店の外に列を作らせずどんどん店内に入れて待たせない。松屋は食券機の前に列ができる。お客を先に入れるか後に入れるか。先払いか後払いかという違いはどちらにも利点があるが、コロナ禍で”黙食だのと言われると、無言で注文が成立する松屋のほうが時代にマッチしているのかも。

メニューも独自性が高い。吉野家はあくまでも牛丼にこだわっている印象だが、松屋はもう牛丼店ではない。なんでもある。でも一応”牛”とつくメニューにこだわってるのかな。

カレーにもこだわるのがいい。それなりに辛くてよく煮込んである。松屋はかつてカレーと味噌汁は大鍋でぐつぐつしていたが、チェーン店化して、いずれも冷凍パックを温めるだけのようだ。それでもこの味なら文句はない。

定番の朝定食も侮れない。
豚汁もまたよし。
朝から大満足。

この後ポレポレ東中野に向かう。
(=^・^=)

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