つばめグリル 日本橋
新都心から日本橋を目指す。目的は「メゾン・エ・オブジェ・パリ展」。日本橋高島屋だ。
デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展告知動画
不思議な家具が並ぶ展示は、ファニチャーというよりはアートだ。原宿のIKEAでも思ったことだが、生活の中に自然とアートが吸い込まれてゆき、そこに作り手のイデオロギーが反映される世界はとても優雅で知的な世界だ。
たっぷりとした時間を過ごしたらお腹がすいてきた。さてと何を食べるかと悩んだ末に、先日銀座でも食べたつばめグリルに入ることにした。ここは何を食べてもはずれがない。
ゆったりとした店内。ここでは偶然にも待ち時間なしで席を用意してもらったが、我々が席を立つ頃は長い列ができていた。やはり人気の店だ。
どの席も静かに食事をしているが、遠くの席で小さな子供さんを抱えて、ご夫婦が交互に食事したりお酒を飲んだりしているシーンが微笑ましい。子育てはストレスだ。たまには美味しい料理を頂いてリラックスしたいだろう。それでも赤ん坊が泣き出したりするとリラックスが台無しになる。これもまたよしとしよう。大事に育ててほしい。自分にはできなかったから。
セットメニューの前菜とシチューが出される。ブロッコリーの味付けが絶妙だ。越谷の居酒屋で「ゴロッコリ」という巨大なブロッコリーをステーキのようにフォークを入れて食べる料理にびっくりしたが、ブロッコリーの料理もバラエティーに富んでいる。ところでブロッコリーを見かけるようになったのはいつ頃からだろうか?
パンが運ばれてまもなくメインディッシュが並ぶ。
うまい。
美味しい料理を食べると幸せになる。
そしてこの店はどの店舗も店員の皆さんの感じがいい。雰囲気がいい。
オーダーをするときも。隣の席で注文を受けている方が気づいて目線で合図をしてくれる。
手を上げても声を出しても無視されるどこかの店とは大違い。
ご高齢のお客さんがテイクアウトを望めば即座に対応する。そして注意事項もきちんと説明するなど、あらゆる依頼を難なくスマートに応対している姿が目に入る。
いい店だ。
家族連れでもひとりでも落ち着くいいお店。
料理が美味しいのは言うまでもない。
(=^・^=)
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