#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

#MUCA(ムカ)展② 公共の破壊

もともと芸術に価値などない。金(マネー)に換算することで、アートとしての価値は経済性へと歪んでゆく。しかしパトロンがいないと彼らは存在できず、新たな作品を作ることもできない。 ・「MUCA展」(森アーツセンターギャラリー)開幕レポート。アートの入り口としての「アーバン・アート」に出会う|美術手帖 ・「世界中の何百という街の、あらゆる道から増えていく、ストリート・レベルの相互作用を追い求めているの…

MUCA(ムカ)展① 森美術館

在京している弟と六本木で落ち合って森美術館へ。 65kg 「Is Moscow burning」 六本木、麻布台、浅草 - #ダリチョコ の映画とグルメ 森美術館はいつ以来だろうか。 空転する社会 アナザー・エナジー展 - #ダリチョコ の映画とグルメ もしかして3年ぶり? 日本でも人気のあるカウズ作品が入口で待ち受ける。この作品も数年前に見ている。 KAWS TOKYO FIRST - #ダリ…

66.5kg 「溱潼会船」、#共同親権 を考える

これはすごい!アンゲロプロスの「エレニの旅」がよみがえるが、スケールがまるで違う。 昨日は5時前起床。 朝から終日雨。 ランチは、お隣の施設にある食堂で週替り定食550円を食べる。これは安い。午後は来年のフォーメーションを考える。いまの規模をどれだけ小さくできるか。自分に託された最後の仕事ではないだろうか。 夜はすきやきなど。夕方から寒くなってきたので、ありがたい。 町山智浩さんのラジオで、20…

パスト・ライブス/再会 セリーヌ・ソン監督

「パスト・ライブス/再会」 Past Lives | Official Trailer HD | A24 幼馴染と20年ぶりに再会したらどうだろう?誰にでも初恋があったはずだ。その人と20年の時を超えて再会することができるだろうか。 日本語タイトルには「再会」とあるのだが、実は大いに違う。このドラマにおける再会は手段であって目的ではない。そして「再会」することの意味も違う。 冒頭のシーンがとても…

一軒め酒場 御徒町アメ横店

弟の誕生日に浜松から東京までの新幹線チケットを送ったら、3月下旬にやってきた。 64.5kg 「break the law」 弟と再会 - #ダリチョコ の映画とグルメ 正月明けに会って以来だ。 66.5㎏ 「失敗リスト」、松濤美術館 - #ダリチョコ の映画とグルメ 彼は料理人なので、何を一緒に食べるか考えるが、本人はそれほど気にしていないらしく、ここ「一軒め酒場」も大満足してくれたようだ。 …

66.5kg 「Moving away from pacifist past」、ポワロと三体

「平和主義の過去からの脱却」とするCNNの記事は、丁寧に岸田首相がバイデン大統領を訪問する狙いについて書いている。確実な筋の情報によれば、ここで「日米安保条約解除」を提案するらしい。これはどちらかというとアメリカの要請で、「リトリート・プラン」をグアムまで下げたい思惑によるものだ。台湾有事もかなり危険な状態にあるようで、世界唯一の被爆国であることを、被爆地出身の岸田氏はまるで知らないらしい。こう…

#ゴーストバスターズ/フローズン・サマー ギル・キーナン監督

「ゴーストバスターズ/フローズン・サマー」を先ごろ土曜日に鑑賞。オリジナルタイトルは”Frozen Empire”。コロンビア映画100年、節目の映画でもあるらしい。IMAXの巨大なスクリーンで鑑賞。 前作「アフター・ライフ」で、最初の(オーウェルが予言した)1984年作品でEgon Spenglerを演じたハロルド・ライミスをリスペクトして彼を再現したことに嗚咽するほどの感動を覚えてから2年、…

#ハードロックカフェ 上野

いつも上野を降り立つと、必ず目に入るハードロックカフェだが、なかなか入る機会はない。以前店内に入ったのは去年の9月のことのようだ。 65kg 「lost decades」 ロックと落語 - #ダリチョコ の映画とグルメ ハードロックカフェ 上野 - #ダリチョコ の映画とグルメ 国内には5店舗あるようだが、やはりインパクトが強いのは六本木。初めて入ったときは感動したものだ。まだ10代だったのでは…

67kg 日本橋から北千住、笑点新メンバー

「君たちはどう生きるか」が中国で3日間で80億円を稼いだらしい。昨年の日本国内で稼いだ興行収入に近い数字だ。中国市場恐るべし!(中国版ポスターはユニークだ。「かがみの孤城」みたい。) 昨日は朝3時半起床。 日本橋まで出かけて映画鑑賞。「パスト・ライブス」。 先日、夜桜を見に行って撃沈した日本橋も桜が満開だ。 「桜はまだかいな?」  日本橋の図書館で本を返却して、北千住で焼き肉を食べようと目的地に…

#ステレンボッシュ 桜花賞2024

懐かしの桜花賞はオグリローマンは、6歳年上のオグリキャップと同じ笠松けいば出身で7戦6勝、2着1回という成績で3歳時中央に挑戦してきた。ちなみに笠松時代の騎手は安藤勝己さん。中央初戦は惨敗だったが、桜花賞トライアルのチューリップ賞で田原成貴騎手を背に2番人気で2着と好走したことで、本番でも3番人気に推される。鞍上は武豊騎手に代わっていた。田原成貴騎手の1番人気ローブモンタントがうまく折り合って勝…

ラグビー質的観戦入門 廣瀬俊朗著

イングランド大会のあとに読んだ初心者向けラグビー本もあった。 今回は、昨年開催されたフランス大会を前に書かれた本で、本来なら開催前に読むべき本ではあるのだが、「ノーサイド・ゲーム」で俳優としても活躍されている、元日本代表キャプテン廣瀬俊朗さんの幅広い情報をこの本で学ぶことができる。すぐれものの1冊だ。 ラグビー質的観戦入門 (角川新書) KADOKAWA 本 すでに昨年のフランス大会は終わってい…

66kg 千鳥ヶ淵から隅田川

福田村事件の森達也監督がオッペンハイマーについて言及している。 「広島や長崎が描かれていないと言われてきたわけですが、映画を観て、しっかりと描いていると思いましたよ。間接話法と直接話法というものがあるわけで、直接的に描けばいいというものではない。その意味で、僕はものすごい反戦映画であり、反核映画だと思いました。(略)テレビは足し算なんです。情報だけでなく、テロップ、効果音をつけたり、タレントの顔…

お好みダイニング絹 谷塚

ダーリン様がかねてから行ってみたいと言っていたお店に、ある日こっそり入ってみた。3月の話し。この頃ダーリン様は毎日帰りが遅くて、どうしても外食になってしまった。 65.5kg 山口茜選手帰国 - #ダリチョコ の映画とグルメ お通しははちみつが乗ったチーズとスティック。まったり食べる。 タイのお頭。和風ではない。異国情緒あふれる味だ。とても美味しい。 写真は暗くて地味に見えるが、ホタテを軸とする…

66kg 「World Central Kitchen」、三体、Tommy、ポワロ

「ワールド・セントラル・キッチン」はガザ地区に食料支援をする非営利団体らしいが、イズラエルがここを攻撃したことで、世界のメディアが報道で批判を強めている。 イスラエル軍、ガザ食料支援団体攻撃で高官2人解任 - 日本経済新聞Live updates: Israel-Hamas war, 7 aid workers killed in Gaza strike CNN イスラエルがハマスと戦争を始めた…

#モロッコ流謫 ② 「喜捨」

この本が出版されたのが2000年のことなので、その後のモロッコと世界情勢は著しく変化しているが、この本に記された風景は時代とともに消え失せることはない。 第四章 地中海の余白 ララーシュ いまでこそネットでどこの風景も目にすることができるが、その場の空気までは伝わらない。匂いや色合いや音などは、その場の空気にこそ委ねられる。そして、この土地の人々のしたたかさ、生きるための粘り強さなどは極めて印象…

#モロッコ流謫 ① 四方田犬彦著

モロッコ流謫 新潮社 本 四方田犬彦先生とは、足立正生監督の「Revolution+1」の上映イベントでお話を聞いた。その後どこかで、ベルドルッチの「シェルタリング・スカイ」の舞台となったモロッコについて四方田先生が本を書かれていると聞いて必死にネットで探したがなかなか手に入らず、ダーリンさんのコネクション経由でなんとか手に入れた。2000年に刊行された名著。 といってもベルドルッチ作品への言及…

65kg 「unacceptable」 アフター・ライフ

バイデンがスピルバーグの演説を聞いて影響されたわけでもないだろうが、大統領選で争点になりにくいイスラエルへの姿勢をあらため、ネタニヤフに警告を発しているようだ。 Biden tells Netanyahu Gaza aid strikes ‘unacceptable’ and Israel must end civilian suffering to keep US support – live…

#資本主義の精神分析 ③ #EXODUS

続・善と悪の経済学 資本主義の精神分析 東洋経済新報社 本 学生の頃から接してきた経済学だが、ここまでくるともう疑う余地のないほどこの制度は狂っていると思えてくる。 第2部第7章「黄金のロバ」は金貨を排泄する。しかしそれはよく見ると糞で、ペストを蔓延させる原因となる。ケインズは「所有物としての金銭愛は、病的状態で犯罪性と病性が入り混じっている」と言う。人が目の前の金貨にどれほど愛着を覚えるか。旧…

#資本主義の精神分析 ② 金持ちはスリム、低所得者はデブ

続・善と悪の経済学 資本主義の精神分析 東洋経済新報社 Digital Ebook Purchas 第2部は「豊かさの代価」というタイトルで、ありとあらゆる資本主義の矛盾を神話に置き換える。 第1章「アポロンとマルシュアス」はサディズムについて解説する。「苦しませることは心地よい」とはあまりに人間的だ。反面、自分のほうが優れているというナルシズムはサディズムと相対性の関係にあって双方が刺激しあお…

#資本主義の精神分析 ① セドラチェク/タンツァー著

2月、3回にわたってこのブログでも紹介した、セドラチェク教授の「善と悪の経済学」の続編として2018年6月に日本でも東洋経済新報社から翻訳された本。 続・善と悪の経済学 資本主義の精神分析 東洋経済新報社 Digital Ebook Purchas もとはといえば、大野和基氏による「未来を語る人」で紹介された世界の経済学者のひとりセドラチェクがいて、それから注目しているという経緯。 はじまりは恐…