昨年夏、瀬戸内海の島を旅したときも蔡國強の作品に出くわした。「文化大混浴」というプロジェクトで展示されたものだった。 蔡國強の作品は、どなたかの言葉を借りれば「成功も失敗もない」とのことだ。このことを踏まえると、彼の作品は彼の存在そのものであり、彼の行動全体を作品として見るべきではないかと思わせる... 続きをみる
ARTのブログ記事
ART(ムラゴンブログ全体)-
-
もちろん蔡國強が残した作品は立体的なものだけではない。下地を描き、そこに火薬を散りばめ火をつける。その痕跡を作品として残している。 2015年、横浜美術館で展示された彼の作品を目の当たりにして、その迫力に圧倒された。 「帰去来」とは、太宰治の著書にもあるが、その字のとおり「帰郷」という意味がある。... 続きをみる
-
神楽坂のMizma Art Galleryの『オーライ展』に向かいます。会田誠さんのアマビエを見に。 僕は去年オープンした所沢角川ミュージアムのために描いたアマビエの絵と、今夏都内某屋外で見せる高さ8メートルの立体作品の一部パーツを展示します。(ちなみにミヅマの次回は7月7日から僕の個展です。) ... 続きをみる