おのみち映画資料館
8月6日土曜日
尾道のアーケードは長く、さらに市役所方面に向かうとおのみち映画資料館にたどり着く。
尾道市が運営母体の資料館。
館内は撮影不可なので、11年も前の動画で雰囲気が伝わるだろうか。
尾道を舞台とした映画のポスターや当時の撮影風景の写真などが並び見応えがある。試写室では小津安二郎作品の特集が組まれていて、こちらも見応えがあった。小津のこだわり、そして『東京物語』を中心とする小津の予見性。
笠智衆さんより奥さん役の東山千栄子さんのほうが10歳以上年上で、笠智衆さんの背中に座布団を入れて、老人を演じさせたらし。ベテランの笠智衆さんでさえ、小津安二郎作品では毎回緊張して震えが止まらないほどだったと証言されている。静寂の中で撮影されたことが伝わる。
暑さを凌ぐだけでなく、映画の歴史に触れる機会となって、とてもゆったりとした贅沢な時間を過ごした。
この翌日から瀬戸芸に向かうのだが、芸術祭独特の慌ただしさは、まだこの時点では感じられない。
いい時間であった。
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